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ホーム > アキンド探訪  > モバイルギアブランド「ROOT CO.」に聞く! 後発参入でも差別化して勝負を挑む

皆さんはアウトドアの遊びに行くとき、スマートフォンケースをちゃんと耐衝撃のものにしていますか?していないのなら、買った方がいいです。外ではしゃいだ瞬間にスマホがポケットから滑落、粉微塵に砕けてテンションガタ落ちなんてのはよくある話です。
 
今回は「アウトドアモバイルギアブランドROOT CO.を企画開発するROOT株式会社の代表 三尋木準さんに立ち上げのきっかけや、激しいアウトドアスポーツなどでも耐えられるような商品へのこだわりなど聞いてきました。

モバイルギアブランド「ROOT CO.」が生まれたきっかけ

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-まずはROOT CO.の立ち上げまでのきっかけや理由をお聞きしたいです。
 
三尋木氏:Hamee株式会社に入社して約12年、取締役兼コマース事業部長として株式の上場を果たしました。それに伴い事業部の拡大成長という使命における新規事業の創出は必要不可欠なものになりました。
 
法人営業部の創設、新商品の企画販売、中国での製造、生産管理と、事業部のマネジメント、これまでの経験を踏まえたうえで、これから自分に何ができるかなーと考えた時に、「自分でこだわって考えた商品を新しいブランドを作って売る」という所で、ちょっと勝負をしてみようかなと。そういう思いが強くなったんです。
 
僕が12年前に仕事をし始めた環境みたいなものにもう一回戻って、一からやってみたいなと。物凄く夢はあるんですけど、実際不安と期待とが入り混じりながらやってますね。
 
-安定している所から抜ける,という決断や行動力がすごいと思ったのですが、元々そういった考えを持っていたのでしょうか。
 
三尋木氏:いつか企業経営はやってみたいっていうのは、Hamee株式会社の樋口社長の下で12年いて思っていた事ですね。かと言ってそんな甘くない事は分かってて。
 
普通に考えれば今いる会社や事業から離れて、売れるかどうかも分からないブランドを立ち上げてやるっていうのは、自分でもハイリスクだなとは思っています。でもやっぱり、これまでの経験、スキルや人脈は今の会社から出ても通用するのかどうか、試してみたい。
 
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-挑戦する要素の方が結構強いという事ですね。
 
三尋木氏:そうですね。でもそれがカタチになった時の達成感は恐らく、組織を作った人間じゃなければ多分享受できないんじゃないかなっていうのもあります。
 
-数あるジャンルの中で、アウトドアを選んだ理由はどういったところなのでしょうか。
 
三尋木氏:僕は元々子供の頃からサッカーをやっていたこともあり、外で体を動かすのが好きで、最近だとよく山登りとかゴルフとかするんですが、そういった時にスマートフォンに結構気を遣うんです。落とさないようにとか水に濡れないようにとか。
 
スマートフォンって8~10万円もするものなのに、落とせば簡単に壊れるし、凄くヤワな物なんですよね。でもほとんどの人が肌身離さず持っていて、毎日利用している。「高価で毎日使う物なのに、壊れやすい」っていう点に少し違和感をを感じてて、遊ぶ時にいちいち気にしたくないっていうのがあったんです。
 
だったら耐久性をアウトドアでも耐え得るスペックにして、普段使いもできるようにしたらいいんじゃないかっていうのが、きっかけですね。普段は仕事で忙しい方もこの商品を見て「あ、ちょっと山登ってみたいなー」とか「ハイキングしたいなー」とか思ってもらえるような商品、ブランドにしたかったんです。
 
なので普段使いできるようにスタイリッシュなデザイン性を重視しつつ、スペックにはアウトドアにも耐え得るタフなものを作りました。あとはやっぱり、当たり前なんですけど自分が欲しいもの、普通に使いたくなるものを作りました。

モバイルギアブランド「ROOT CO.」のこだわり

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ROOTの名前の由来や思いついたきっかけを教えて下さい。
 
三尋木氏:始めはHameeのアウトドアプロジェクトとして動いていたんです。社内でアウトドアをやるって話しになった時に、小田原はもともと川や山、海などのアウトドアの要素が多くあるんですが、その中でも箱根がいいな、と思っていて。
 
デザインやインスピレーションは箱根からもらっているので、我々のルーツは箱根にある、それでROOTになりました。箱根にルーツを持つアウトドアブランドということで、箱と根、スクエア(Square)とルート(Root)でスクエアルート、つまり平方根ですよね、それをロゴにも取り入れました。
 
-ROOTの商品を作るのにあたって、どういう点にこだわって作られたのでしょうか。
 
三尋木氏:やっぱり自分が使っていて納得いくものという点を重視しました。
 
今、スマホケースって一言で言っても市場が飽和状態で、商品がゴマンとあるので、そこを後から参入していくとなると、しっかり差別化できているポイントがないと勝負できないと思っています。
 
それは素材であったり機能であったりデザインであったりするんですが、そういうところにかなりこだわったプロダクトにしていきたいなと。ただ単に、綺麗な物とかカッコ良い物、可愛い物っていうのは既にもうあるので、それを追っかけた所で、あまり意味がない。

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ROOT CO.の商品Gravity Shock Resist Diary Case For iPhone

 
-ROOTの商品で言うとやはり耐久性にこだわっている点が、他との差別化されているポイントの1つだと思うのですが、具体的にはどのようにこだわっているのでしょうか。
 
三尋木氏:防水性能や耐衝撃のテストをしっかり第三者機関※1で通してちゃんと守っている点ですかね。
 
やっぱり耐衝撃をもたせるとなると、ある程度生地の厚みが必要なので、通常よりも太くしなければいけない。そうするとデザイン上問題があったりと、色々な課題がありました。この辺は実際中国の工場に通って、現地でエンジニアと打合せを何回も重ねて解決していきました。こういう技術的な問題や課題は、実際自分で足を運んで確認していく必要があったので、非常に苦労しました。
 
※1 米国環境耐性試験「MIL-STD-810G 516.6Procedure Ⅳ」の耐衝撃試験
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-現地まで通っていたんですね。ROOTは着想、開発から完成までどれ位かかったんでしょうか。
 
三尋木氏:これは着想から1年くらいかかったと思います。完成まで確かに苦労はしましたが、こういった過程で完成した商品を皆さんに知ってもらって、もっと広げていけたら良いなと思います。
 
-ROOTのサイトやLOFTでの出店を拝見したんですが、商品そのもの以外からもかなりこだわりを感じました。
 
三尋木氏:そうですね。そういった所もこだわると、やっぱり時間とお金がかかるんですが、商品を作って売る、だけではなくて、プロモーション動画やブランドページ、販促品や店頭什器も商品の一部なんだという考えでやっていきたかったんです。
 
売り場を割いて貰うにも担当のバイヤーと商談して、「私たちはこういうコンセプトでこういう商品を作りました」ってしっかり伝えて、実際の物を見てもらって売れるか売れないかを判断してもらいました。その上で売り場の見せ方をこだわって、サンプルに触れられるようにしました。お客様にも納得の上でご購入頂くっていう形が理想的だなと考えていたので。

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ROOT CO.は三尋木さん、デザイナー1人、営業1人の3人でスタートしている。

モバイルギアブランド「ROOT CO.」を豊かにする

 
-ROOTを広げていく施策や考えをお聞かせください。
 
三尋木氏:広告はあまり考えてなくて、まず第一に良い物を作る。良い商品を作れば、使って頂いてる方が二次的にコメントしてくれるというか、そういう拡散を期待しています。また、最近はZOZOTOWNにも出店して、モールでの拡散にも力を入れています。
 
あとは泥臭く飛び込みの営業もしてます。アウトドアやアパレルといった新しい業界へのチャレンジなので、Hameeの営業マン時代に戻った感じですね(笑)簡単ではないですがやりがいを感じてます。
 
-最後にこれからのROOTの目指すところをお聞きしたいです。
 
三尋木氏:通信環境が飛躍的に発達した近年では山でも通話できますしWi-Fiが飛んでたりしますよね。自然の中で撮った写真をその場でインスタグラムに投稿出来る時代です。
 
なので、そういった場所でも気にせずに気軽にスマホや電子機器を使えるようにROOTのプロダクトを通してサポートして、アウトドアを豊かに出来たらいいなと思っています。アウトドア業界のスペックの高い商品に触れている目の肥えたお客様に、支持していいただけるようなモノづくりを続けていきたいと思ってます。

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編集後記

アウトドアライフを豊かにするというしっかりしたコンセプトのもと、「自分が欲しいもの」を追求し、こだわり続けて製品化されたROOT CO.の商品。今回お話を聞いて、商品だけに限らず、ROOTに関わる全てのものに対するこだわる一貫した姿勢を感じました。
 
余談ですが、三尋木さんの部下が、買って4日ほどしか経っていないiPhone6Sを目の前で落としパッキリ折った、というお話を聞いて、もっとしっかりしたスマホケースを私も買おうと思いました。「スマホを落として四散させたくない」と心配になってきた方は、下記URLからどうぞ!
 

>>ROOT CO.<<

 
 

この記事を書いた人

商売繁盛を応援するWebメディア・ニューアキンドセンターのセンター長をやっています。 もっとエッジを効かせたい、もっとトンガリたいです。どうぞよろしくお願いします。

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