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  チャンバラ合戦-IKUSAとは? 「皆の者!刀をあげよ!戦国開始〜!!」威勢のいい掛け声とともに合戦がはじまる。しかし、殺伐とした戦いではなく皆笑顔で楽しそうだ。チャンバラ合戦-IKUSA-(以下、IKUSA)とは、一言でいってしまえばチャンバラ遊び。   「スポンジ製の刀を持ち、相手の腕についた命(ボール)を落とす」ルールはたったこれだけだ。単純なルールなので、下は4歳から上は88歳まで年齢・男女・国籍を問わず誰でも参加できる。世代や性別を問わず楽しめる新しいエンターテイメントとして各地に広がり始めている。       https://www.youtube.com/watch?time_continue=9&v=V_0oSnQnIXw ▲合戦フェスPV       IKUSAは企業や地方自治体と組み、チームワークレクリエーションやご当地合戦などあらゆる場所で様々な目的に応じて行われている。IKUSAを運営する株式会社TearsSwitchの赤坂大樹さんに、チャンバラ遊びを単なる遊びにとどまらずエンターテイメントに昇華させた戦術と今後の可能性についてお話を伺った。 ▲チャンバラ合戦-IKUSA-を企画運営する株式会社TearsSwitch 赤坂大樹さん     体験型合戦エンターテイメント「IKUSA」で会社と地域を変える   ーーどれくらいのペースでイベントをされているんでしょうか   チャンバラ合戦-IKUSAが発足してから5年半ほどになります。口コミなどで広がり、今では年間130以上のイベントを行っています。割合的には、企業向けの研修や旅行イベントが6割、自治体向けのイベントが4割ほどになります。その内、代理店からの受注は2割ほどで、ほとんどが企業や自治体と直接の取引でイベントを開催しています。   剣は小ロットでオリジナル製造してるんですが、1本数百円します。消耗品なので壊れてしまいますし、参加料も500円程度ですから参加費のみのイベントですと利益がでません。やる場合は割り切って赤字でもOKなものに絞っています。 ▲改良を重ねて作られたウレタン製の「剣」と「命」のボール。当たっても痛くない安心設計。   誰もやったことのない遊び!社長も平社員も関係ない ーー企業イベントに使われてるんですね   数百人単位で一気にやれるコンテンツって案外少ないんですよ。運動会をやっても運動神経のいい若手男性だけが活躍して、そうでない人は玉入れやるだけみたいな状態が起こります。社内活性を狙ってるはずなのにそれじゃあ、あまり楽しくない。   IKUSAは経験者のいないアクティビティなので平等です。早歩き、駆け足はOKですが、ダッシュは禁止してるので老若男女誰でも参加できます。2時間半で7~8戦ほどするのですが、合戦の間に話しあいの時間を設けてます。我々はこれを軍議と呼んでいるんですが。ここで「次の戦いは陣形をどうしよう」などと作戦をたてます。   ーーああ、合戦中にPDCAサイクルを回すんですね   そうです。仕事と違って、IKUSAについては誰もが初心者。社長や部長に対しても対等にコミュニケーションが取れるわけです。そういったこともあり、企業イベントで御採用いただく場合はチームビルディングというテーマでお手伝いすることが増えています。 ーー社長クラスもけっこう参加するんですか   風通しのいい会社ほど、社長や重役の方も参加されます。某有名メーカーP社や自動車メーカーさんで実施したときも、社長さんが出てきましたから。それで平社員にあっさりやられたりするんです。逆に「この専務、社長に遠慮してるな〜」って上下関係が滲みでちゃう会社があるのも面白いですね。   ーー女性社員も楽しんでますか   はい。どんなに運動神経がいい男性でも女性3人に囲まれたら、大抵やられてしまいますから。腕につけた命はマグネットで固定されてるんですが、あまり激しく動いたら落ちちゃうんです。命が外れたら自害って呼んでるんですけど。ダッシュとジャンプも禁止にしているので、運動神経の良し悪しや体格の大小もいい具合に帳尻が取れますね。   200人ぐらいでバトルロイヤルをやっても女性が残ることが多いんです。威勢のいい男性社員は「かかってこいや!」と叫んだりして目立とうとするので、すぐに囲まれてやられてしまいます。女性社員は冷静に強いやつを見つけて囲んでやっつけていく。そういうところぬかりがないんです(笑) 祭りの再定義!ご当地合戦を蘇らせる ーー企業イベント以外にも、あちこちの地域イベントや祭りでIKUSAをおこなってますよね   どこの地域のお祭りも見るものや食べるものが同じです。どこに行ってもフランクフルトがあって焼きそばがあってアイドルが歌ってる。それはそれで面白いですけど、地域の特色が活かせてません。我々の場合、その地域で起こった合戦風にIKUSAをアレンジできます。大阪城でやるなら大阪の陣、富山城なら佐々成政をモチーフにできます。   たとえば、滋賀県長浜市では「姉川の戦い」をイメージしたIKUSAをやりました。織田信長の軍勢と浅井長政の軍勢の戦いです。普通、織田軍に入りたいですよね。でも、チーム分けをしてみたらほとんどの子どもが地元・浅井軍を選ぶんです。これって地域性ですよね。   愛知県でやった「桶狭間の戦い」では、今川軍はご飯を食べた状態でスタート。10m先に置いてある剣を取りにいくところからはじまって、30秒たつと援軍がきます。これも史実を取り入れた特別ルールですね。       https://www.youtube.com/watch?v=fUBgcBRRwpQ ▲可児市の乱       ーーIKUSAを通じて地域の歴史を振り返るわけですね   小さい子たちが「おじいちゃんと一緒に織田軍と戦った!」とか言いながら帰っていくわけです。そういう特別な思い出を、お祭りで作ることができる。お祭りをきっかけに自分が住んでる地域の歴史に興味を持つ。大げさかもしれませんが、そういう場だとお祭りを再定義していきたいです。   ーー参加者は子どもや家族連れがメインなんですか?   そういうわけでもありません。どっちかっていえば20代後半~30代ぐらいの参加者が多いんですね。 ほかの地域で参加した方が、地元のお祭りに呼んでくれることもよくあります。「なんか資料ある?それさえあれば、あとはこっちで通しとくから」とか言ってくれてありがたい限りです。新しいエンターテインメントなので体験したことある方がいると話しが早いですね。   会社でも地域でも決裁できるポジションの方は、年齢的に戦国好きが多いんですよ。司馬遼太郎を読んでいたり、大河を見ていたり。IKUSAは戦国好きを刺激する、決裁権者に刺さりやすいコンテンツなのかもしれませんね。 自主開催で実績とノウハウを積む!5000人来場の大合戦「合戦フェス -...

今回紹介するのは『謎解き型ホラーゲーム』という一風変わったお化け屋敷「シカバネ」である。怖いものが苦手なのでお化け屋敷をさけてきた人生だが、これはまったく新しいエンターテイメントだと実感できた。   体験レポートとインタビューをご覧いただこう。   プレーヤーは自分、謎解き型ホラーゲーム「シカバネ」 謎解き型ホラーゲーム「シカバネ」は、イベントプロデュース団体「Clover」が運営するアトラクション。阿佐ヶ谷アニメストリートに「シカバネ」専用店舗があるという。 あった。 見つけてしまった、怖そう。…入りたくない。  ...

  「安い、早い、うまい」が売りのファストフード業界も単純な安売り戦略でなく、高級路線に走ったり、増税を理由にじわじわ値上げを行ったりしている。   そんな中、たったの200円でカレーライスを提供するカレー屋さんがある。店の名前は「原価率研究所」だ。   200円カレーと原価率研究所。 この2つのワードだけで、ただのカレー屋でないことは明らかだ。安売りだけでない、何か特別なビジョンがあるに違いないと感じ、経営哲学や戦略を取材してきた。 原価率研究所という名のカレー屋 原価率研究所は新潟県を中心に直営店2店舗・FC7店舗を構えるチェーン店だ。都内には竹ノ塚店と梅屋敷店の2店舗がある。取材で伺ったのは竹ノ塚店。駅から8分ほど歩いた通り沿いにある。 看板には「今回のテーマは『カレーライス』」と書かれている。 どこかしら突き放したような表現だ。間違いなく普通のカレー屋ではない。 「カレーライス」と「200円」ののぼりがはためく。 メニューはいたってシンプル。 カレーライス200円とチーズカレー300円、それにテイクアウト用の鍋カレー(ルーのみ)150円だけだ。辛さの設定やトッピングもなければ、ライス大盛りすらメニューにない。 ▲カレー200円(右) チーズカレー300円(左)   カレーとチーズカレー。 店内・テイクアウトともに、容器は使い捨てのプラスチック製を使用している。 洗う手間を省いて人件費を浮かせるためだ。 ...