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【アンガーマネジメント】の記事一覧

こんにちは、ニアセクリエイターズの中根です。   近年、自分自身のマインドコントロール術(マインドフルネス等)を実践している方が増えてきましたね。ですが『怒り』というものは、なかなか抑えられないものです。ついカッとなり、その場の勢いで言ってしまった事が取り返しのつかない事になったら損ですよ!大損!   前回、【アンガーマネジメント】怒りをコントロールする方法とは?をご紹介した際にも記載しましたが、この「アンガーマネジメント」は怒らないためのものではありません。人間なので喜怒哀楽は、あって当然です。   しかし、怒り任せで放った言動がビジネス・私生活において取り返しのつかない事態になったら?つまり、アンガーマネジメントを簡単に言えば【その怒りは自分にとって損/得 どっち?】これが大前提です。なので『自分が損をしないために怒りをコントロールする』これが基本となります。 怒りをコントロールする方法 -その①- 前回コアビリーフ/トリガー思考について詳しく述べましたが、ここで簡潔にご説明致します。   コアビリーフ 自分の固定観念、価値観の域を越えた他者に湧く怒り ≪例≫新人は早く出勤する等、という自分の価値観に合わない行動をする人にイライラする。   トリガー思考 自分のトラウマや劣等感を彷彿とさせる出来事に遭遇した時に湧き上がる怒り ≪例≫長年太っている自分より、細い同僚が「太ったから痩せなきゃ」などと聞いて怒りが湧く。   どちらも急に変われるものではないので訓練が必要となります。コアビリーフは「まず、自分の価値観・固定観念を疑ってみること」、そしてトリガー思考は「まず、自分自身の怒りの地雷は何かを模索すること」で平常心を保つ方法を自分なりに確立し、必要なら自分自身の価値観を変えていく努力も必要となります。 怒りをコントロールする方法 -その②- 理屈ばかり知っていても実践で使えなきゃ意味がないのがメンタル術ですよね?ビジネスパーソンの悩みに多い実例を幾つか挙げてご紹介します。   客観視 客観視を持つことが大変重要となります。 このストレス・怒りは自分の感情ではないという他人事のような錯覚を作り出すことで自分自身のメンタルは冷静さを保つ事ができます。   横柄な顧客に怒りを感じるとき 横柄な態度にイライラして言動に出してしまうと貴方が損をしてしまいます。怒るべき時は『横柄な態度』ではなく自社または自分自身が完全に不利益を被る無理難題を顧客が提示してきた時です。ここでも自分の立場と状況を客観視できるメンタルが大切です。   冷静さを保ちつつ、静かに怒りを露わにしましょう。怒りを我慢して笑顔で「それはちょっと……無理ですね」では、ナメられるだけで終わります。こちらも真剣に仕事している、という怒りを静かなオーラで出す事で顧客もビジネスだという事を再認識します。   クレーマーには?(対面)   「顔、目線、頭は下げずに口だけで謝罪からスタート」   クレーマーの口元あたりを見る(目を見ると、何見ているんだよ! と怒りが増す可能性があるため) 目線をそこから動かさない(どんな人でも、顔をじっと見てくる相手に罵声を浴びせ続ける行為はしにくくなる心理を利用する) 一通りのクレームをその姿勢で聞く。 主語は必ず「お客様」にして謝罪する。   謝罪はするが理不尽さは受け入れない。 その為には自分は今『仕事をしている人なのだ』と思い込む。クレーマーの罵声は、あなたに浴びせられているものではなく『仕事をする人』に浴びせられているのです。   なので、罵声を真摯に受け止めてストレスを感じるだけ無駄です。損です。たまたま、クレーマーを担当したのがあなただった。それだけの事であり、そのあなたは『仕事をしている人』つまりビジネスパーソンの1人にすぎません。   落ち度があった訳でもないクレーマーに対しては、ビジネスとして対応するというメンタル意識を持ちましょう。あなたは何も悪くないのですから、気に留める必要もないのです。だから頭は下げません。   好きな(得意)な仕事しかしない部下(後輩)にイライラする時   【好きなことを、まずトコトンやらせて持ち上げる!】   「すごいね!」と褒め続ける。 「それだけ能力があるのだから、この仕事も出来るよね」と、無理そうな業務を押し付ける。   これだけです。それで押し付けた業務が失敗したら、何が間違っていたのか? 部下(後輩)の言い分を全て聞いて同調します。それから言葉を選んで『怒り』ましょう。飴とムチ作戦です。好きなことばかり出来るほどビジネスは甘くないんだぞ!という事を分からせましょう。ただし、失敗の尻拭いの準備は忘れずに行っておきましょう。   上記ポイントをまとめます。 客観的視点を持つ(自分の身に起きた出来事を、他人事のように感じるように意識する) 怒り所を見定める 怒る場合、言動を選ぶ(品位を持って怒ることで、あなたの評価も上がります) 特に、自分の身に起きた出来事を、他人事のように感じるように意識する事は「アンガーマネジメント」にとって大変重要とされています。怒り任せに怒鳴ったりせず、冷静な対処を行う為には『自分自身・環境』を客観視する能力が必要だからです。   『他人事』と思えるようになれば頭に血も上らず、逆に冷静に判断が下せるようになります。また、怒り方も冷静かつ相手の立場も理解できる心境になれるので、より効果的な言動で『怒り』を表現できるようになれるのです。 ストレスが溜まった夜は 【ボディスキャン】 自分を客観視したり、怒りを他人事のように思えるには日々の訓練が必要とされます。なので時には、怒りを溜めこみストレスを感じる日もあるでしょう。ストレスや怒りは、時に身体に影響を及ぼすことがあると言われています。   肩こり 全身の倦怠感 ストレス性の痛み   そんな時は、これらに効果があると言われているマインドフルネスをぜひ試してみて下さい。   1.仰向けに寝る 2.鼻呼吸を行い、それに意識を集中する 3.呼吸によりお腹が動くのも感じ取る 4.お腹から左足先へ、ゆっくり意識をむける 5.左足先(かかとを含め)に意識を集中させる 6.左足先に触れるもの(地面)や、地球の重力を感じ取るように意識を集中する 7.鼻から入った空気が左足先へ、体内を流れるように意識する 8.息を吐く時は左足先から鼻の外へ空気が流れ出るイメージを持つ 9.左足先から少しずつ上(膝・腿)の各部を、ゆっくり意識しながら上記の呼吸法を続ける 10.左足の付け根まで終わったら、次は右足先に意識を向けて上記と同じ動作を行う 11.左足が終わったら左手先から、同じ動作 12.次は右手先から同じ動作 13.両手足が終わったら胴を下から(内臓や関節、骨などを意識して)上記の動作を行う 14.頭の先まで出来たら終了   このマインドフルネス法は個人の感想なので全ての方々に効果がある訳ではありません。 さいごに 冒頭でもお伝えしましたが「アンガーマネジメント」は怒らない方法ではありません。怒りにより、心身ともに自分が損をしないために『怒りをコントロールする術』を学ぶことです。誰でも、毎日笑顔で生活をしたいと望みます。   好きで怒りたいわけではありません。しかし『怒り』は自ら選択している、と言われています。コアビリーフ/トリガー思考は少し違いますが、怒りはその日の情動に左右されます。   機嫌の良い日は何とも思わなかった事柄でも、機嫌の悪い日はイライラしたり怒りが湧きます。その際に怒り任せの言動を取ることが、あなたにとって損/得 どちらか?ビジネスでもプライベートでも情動に任せて怒りを露わにする事は何1つ、得になりません。   まわりからの信頼、そして今まで築いてきた人間関係をも壊しかねないのです。その為の【アンガーマネジメント】だという事をぜひ覚えておいてください。     ▼怒りをコントロールしましょう▼ 【アンガーマネジメント】怒りをコントロールする方法とは?     ...

こんにちは!ニアセクリエイターズの中根です。     ビジネスパーソンの皆様は日々、怒りに振り回される事が多いかと思います。ですが、その怒りによってパフォーマンス・集中力低下を引き起こすとビジネスとしてはマイナスですよね?     今回は怒りをコントロールする【アンガーマネジメント】という概念・実践方法についてお伝えします。 怒りをコントロールする 【なぜ自分は怒るのかを追及するよりも、怒りをコントロールして自分はどのようになりたいのかを思い描く】     これを「ソリューションフォーカスアプローチ」と呼びます。ソリューション(解決策)にフォーカスをする(焦点を当てる)という意味です。これが「アンガーマネジメント」を実践する上でベースとなる理論です。     つまり「怒りをコントロールできる生活の快適さを得たい」と自らが願い、自主的に取り入れる姿勢が必要とされます。【人に薦められたから、とりあえずやってみよう】これでは意味がなく、自主性が大切とされています。     縁を切っても困らない相手なら自分の感情を剥きだしにしても構いません。ですが、ビジネスパーソンはそうはいきません。クライアント、同僚、上司。人間関係を円滑にすることは仕事効率化にも結び付きます。一時の感情で関係が一気に崩れてしまったら……ビジネスにおいて、とても大きな損害です。     ≪大切なこと≫ まわりに怒りをぶつける事はビジネスパーソンにとって損得、どちらか?客観的視点を持つことが重要です。後ほど詳しく記載しますが、怒る方法にも「ルール」があります。 「怒り」の感情は悪いことではない 【戦う/逃げる、この二選しかない】 怒り、とは自分を危険にさらす敵に対して「戦う」か「逃げる」という選択をする為の自己防衛の本能です。これは動物も同じです。しかし動物と人間の違いは「戦う相手=敵」ではなく、自分自身の内なる感情との戦いも含まれます。     また、怒りはマイナスな事ばかりではありません。物事を成し遂げるためのパワーになり、自分自身を見つめ直して変革のチャンスにもなります。【アンガーマネジメント】は怒らない術ではありません。怒りによって自分自身が損をしない為のコントロール方法です。 イラッとした人にも内心は3ステップの段階がある 急にカッとなり怒り出す人がいますが、人間は「いきなり」怒ることは絶対にありません。無意識に3つのステップを瞬時に生み出しています。     1.出来事に遭遇 2.出来事の意味付け 3.怒りの発生     この(2)が個々に大きく違うのです。次の項目①②で詳しく説明したいと思います。 怒りやすい理由①:コアビリーフ 普段から信じているもの、判断の価値基準にしているものを「コアビリーフ」と呼びます。コアビリーフは怒りに深く関連しています。     ≪例≫ ・運転中に狭い道で対向車に譲られたら手で合図、またはハザードやクラクションで礼をするべき ・新人は早く出勤するべき などなど……自分の価値観から外れた行為をする他者に対しては怒りを感じます。     ≪コアビリーフで怒らない為には?≫ ・価値観や一般常識は個々に違うという事を理解する ・自分は正しい、という概念を疑ってみる 怒りやすい理由②:トリガー思考 【いわゆる自分だけの地雷を踏まれた時】これは過去から現在までのトラウマのような物が影響しています。例えば朝、すれ違いざまに「おはよう」と同僚に声を掛けられたとします。ですが貴方は気付かず素通りしたとしましょう。この時、あなたの肩を掴んで「挨拶くらいしろよ!」と怒鳴ってきた同僚がいたら……     もしかしたら、その同僚は過去に「虐めでシカトされていた経験がある」可能性があります。このような過去の嫌な経験を思い出す言動を目の当たりにすると、怒りが湧き出てくるのが「トリガー思考」です。実はこれ、少なからず誰にでも有るものです。     ≪トリガー思考で怒らない為には?≫ ・自分がどのようなトリガー思考をもっているのかを分析する ・自分のトリガー思考の話題が出たら、心を落ち着かせるように思考の準備を整える イライラしない。感情をコントロールする方法① 【アンガーログをつける】 自己観察ツールです。できれば怒りを感じた直後にメモ帳に書きます。これを習慣付けると怒っている時に「アンガーログを書かなきゃ!」となり、怒り以外の事に目を向けることにもなるので、その場の怒りの気持ちが鎮まる効果もあります。     ≪アンガーログの書き方≫ ・日時 ・出来事 ・行動 ・結果     コツは感情論ではなく客観的視点で起きた事を有りのまま淡々と書く事です。アンガーログが溜まってきたら、休日など、心にゆとりがある時にゆっくり読み返してみてください。     そして、その際に、当時なぜ怒ったのかを思い出してみましょう。よくよく見直し、思い返すと……ほぼ似たような出来事、環境で怒っている自分に気づきます。それが自分自身のコアビリーフ/トリガー思考です。 イライラしない。感情をコントロールする方法② 【カチン!ムカっとした自分の衝動を抑える方法】 下記の順番で行ってみてください。   1.ストップシンキング 怒りの感情の元になった出来事、その出来事への意味付け、思考そのものをストップします。     2.ディレイテクニック ・ストップシンキングをしながら深呼吸を4~5回繰り返す ・英語でカウントバックをする 「100ワンハンドレッド、99(ナインティンナイン)、98(ナインティエイト)……」日本語より英語の方が高難易度なので、意識が怒りから英語へ向きます。     3.コーピングマントラ コーピング(対処)、マントラ(呪文)つまり、自分だけの「心を落ち着かせるための呪文」を唱えます。これは言葉ではなくても構いません。ボールペンをカチカチする、など何でもよいのです。     これは目の前の怒りや困難に備えるという合図を自分自身に送ることによって、その状況に気持ちを備えよ!と指令を下す意味合いがあります。 イライラしない。感情をコントロールする方法③ 【タイムアウト=退却戦略】 上記1~3を行っても怒りが抑えられない。このままでは勢い任せに怒鳴ってしまうかもしれない……そんな時に利用する方法です。冒頭の方でもお伝えしましたが、ビジネスパーソンなら「怒り方」にもルールがあります。     ≪タイムアウトのルール≫ 黙ってその場を離れない 捨て台詞を吐いて去らない タイムアウトを取りたい旨を先方に伝える 一定の時間を先方と決める 決めた時間を守り必ず戻る 戻ったら議論の続きを行う アンガーマネジメントまとめ その場の怒りを抑える方法もご紹介しましたが、真に怒りをコントロールする【アンガーマネジメント】は日々の訓練、つまり自分自身の【コアビリーフ/トリガー思考】を知り、少しずつ行動・認識を見直して改善していく事が重要と言われています。     アンガーマネジメントは、怒りを我慢することではありません。相手に不快に思った事を伝える事も大切とされています。それには、コミュニケーション能力も必要ですが大切なのは「素直」に「自分」の気持ちを「冷静」に伝える事だと言われています。     コツは、 主語を【自分】にする 冷静を保つこと(コーピングマントラ等を活用する) 「怒っている」ではなく別の言葉で表現する     ≪例≫ 「私は○○について、大変残念に思います。」 怒りに囚われ、言動を選ばずコミュニケーションを取ることは、ビジネスでも私生活でも結局は自分が1番損をします。「怒りは自分で選択している」と言われています。     機嫌が悪い時に街中で人と肩がぶつかるとイラっとしますが、ビジネスで成功した帰り道に同じ事が起きても気に留めない人が多いというデータがあります。     物事は、ただ起こるだけ。起きた物事に対して怒るのは、あなたのその日の心情。それを理解することが【アンガーマネジメント】の第一歩です。         ...