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【梱包・ラッピング】の記事一覧

  ECサイト担当の新家は悩んでいた。 目の前に広がったラッピング用品を見て、何から手をつけてよいのか悩んでいた。     「『ラッピング方法』ネットショップ担当者が意識するべきこと5点」を読み、これからのECサイトでお客様をより満足させるにはラッピングだ!受け取った時の印象が大事だ!     と意気込み、包装紙・リボン・はさみなどラッピングを始める道具を揃えてみたものの、どのようにラッピングをしたらよいのかわからない。ラッピングのやり方をそもそも知らない。     しかし、ラッピング用品を製造販売している株式会社シモジマ入社7年目の新家、ラッピング用品を前に一歩踏み出す。初めてのラッピングうまくできるのだろうか。 よし、取りあえずラッピングしてみよう!ラッピングっていってもどうせ包むだけでしょ。かんたん!かんたん!まずはこの包装紙で包んでラッピングするのが基本だよね、これでラッピングすればそれなりに見栄えもよくなるかな。ここをこうしてこうすれば・・・ だ、ダメだ!ラッピングっぽさが全くない。ラッピングって思ったより難しい。。おもちゃ屋さんやデパートってササッとラッピングしてくれるからかんたんだと思っていた…。 そうか、ラッピングって包装紙で包めなくても、リボンを巻くだけでも立派なラッピングだよね。まずはラッピングっぽく見せることから始めよう。 リボンをかけるだけのラッピングなんてカンタンだって…ここを…こうして…。 やっぱりダメだ!リボンをかけるだけのラッピングすらできないだなんて…、ラッピングって思ったより難しい!ボクにお客様を満足させることはできないのかー!           プルル・プルル・・・プルル・プルル、部屋に響く電話のコール音。 新家:「はい!新家です!」   上司:「あ、その商品のラッピングは包装紙で包むだけじゃなくてちゃんとリボンもかけてラッピングしてね。もうそろそろ出来上がるよね?20分後に取りに行くからそれまでにラッピングしておいて。ラッピングの出来栄え楽しみにしているよ。」   新家:「(やばい全然できていないけど)はい!ステキなラッピングでよりお客様に満足してもらえるように準備しておきます!」 うわぁー!ラッピング全然できてないよ、どうしよう。もう時間もないしラッピングのやり方なんてわから…。 あっっっ!!そういえばラッピングに便利なサイトがあるの思い出した! なるほど、ラッピング初心向けに動画があるから分かりやすい!これならラッピングをやったことがなくてもできるようになりそう。 お!包装紙を折り込んでいくだけで、なんかラッピングっぽくなってきたぞ! おー!ついに包装紙でラッピングができた!動画見ながらやったらあっという間にラッピングできちゃったなぁ。次はリボンをかけるラッピングだ。 お、リボンをかけるラッピングも画像があって分かりやすいぞ。ここをこうしてと…。 完成!包装紙とリボンを使ったラッピング、説明見ながらやるとかんたんに出来るものだなぁ。これでお客様が商品を取り出した時、今より喜んでもらうことができるかも。   季節やイベントごとに包装紙やリボンの色の組合せを変えたラッピングにしても良いかも!これからは斜め包みや風呂敷包み、リボンの斜め掛けみたいに色々なラッピングを試してみよう。 今回ラッピング初心者の新家が使ったサイトはこちら   これさえおさえておけば大丈夫!基本のラッピング http://www.akinaishien.com/contents/SmjStaticContents/032/   動画・画像つきで初心者でもかんたん・きれいにラッピングができるようになります。     包装紙サイズ計算ツール Shimojima Wrappingpaper...

ネットショップで悩まされることの一つがラッピング包装。プレゼント包装とも言われているくらいで、凝りすぎても、逆にコストがかかってしまいオプション料金を徴収しなければいけなくなるということにもあります。   見た目も良くローコストで、喜ばれるラッピング包装とはどんなものなのか?をご紹介します。 店舗ではなくネットでプレゼントを購入する人の心理とは ネットでプレゼントを購入する人の心情を考えてみてください。   本当であれば、誰かにプレゼントを考えるとき、手にとって色々と思いを馳せながら買い物をするのが通例ではないでしょうか?しかし、そこを敢えてネットで買い物をするということは何かしかの理由がある場合がほとんどです。   ・買いに行く時間がない ・あまり市販で流通していない ・一度店舗で確認済みのものをネットで手軽に手に入れたい ・運搬が困難である ・プレゼントを送りたい相手が遠方にいる   本来ならばもっと吟味したいのに何らかの理由でそれが叶わない場合、もしくは既に商品を一度ないしは何度か目にしていて情報をたくさん持っているが故に購入しているという2パターンに分かれます。   前者の、もっと吟味したかった派の人達は、プレゼントを贈る側も贈られる側もその商品を実際に手に取ったことがない場合も考えられます。後者の一度商品を見たことがある派に比べると、そもそもの商品に対して不安材料の大きさが違いますよね。 ラッピング包装に望まれること では、そういった不安材料を抱えているであろうユーザーから望まれているラッピング包装とはどんなものなのでしょうか?   まず一番はプレゼントであっても中身を知りたいというのが心情ではないでしょうか?梱包を開けた時に、中身が確認可能な状態でベストであるといえます。   そして、発送時のラッピング包装状態もさながら、配送後の後付けのラッピングにも気を配られているとさらに評価が上がります。プレゼントした人とプレゼントされた人、両者に気を配ることがポイントと言えるでしょう。   一方お歳暮のようにガッツリ中身の見えないきっちりした包装技術も重要な場合もあります。洗剤や食用油をきっちり確認したいかといわれたら、それはガッツリ綺麗にラッピングしておいてちょうだいというのが心情ですよね。   ネットショッピングでのラッピング包装には、商品によって臨機応変さが非常に重要になってきます。 ラッピング包装でこだわること いろいろな人の気持ちを汲み取って、あれもこれも考えるのは決して悪いことではありません。しかしながらこだわりすぎはNGです。なぜならコストとの兼ね合いがとても重要になってくるからです。   ラッピング包装のこだわりは「無料」だから喜ばれるのであって、そこにコストがかかってくるとなると話は変わってきます。コストをかけてまでラッピング包装をしたということになると、ユーザーにとって今まで「感謝」であったはずの気持ちが、有料なのに・・・という「クレーム」へと変貌するのです。できる限り「無料で」できる工夫をするのが、評価アップへのカギだといえます。 無料でここまでできる感動のラッピング では、実際にどんなことが「気遣い」に範囲内でできるのか?私が今まで一番感動したラッピング包装の実例をもとにご紹介します。   まず商品は、母の日にソープカービングという、石鹸に彫刻を施した商品を購入しました。これは1点ものですし、店頭販売もされていません。前述でいうところの、不安材料が盛りだくさんのプレゼント品ということになります。   幸い友人からのご紹介だったので、商品がどんなものかという前評判は聞いていたので、全てが不安というものではありませんが、やはり実際プレゼントする前に確認をしたい・・・というのが心情です。 サロンドフェリール   しかも商品は、とても繊細なもの。発送時は大丈夫でも運搬中に乱雑に扱われはしないか・・・などと、余計な心配も発生します。しかし、このサロンドフェリールさんは「プロ意識」が半端ないのです。 まず、運送業者から運ばれてきたダンボールに、天地無用・ワレモノなどのシールが貼ってあるのはもちろんのこと、「運送業者様へ、繊細な商品なので丁寧に丁寧に扱ってください。」となんとも達筆な字でわかりやすく記載されていました。   中身を見てみると、エコな緩衝材を使用しており廃棄にも苦労がなく、且つ、商品を透明資材でラッピングしてあるので、購入した側もしっかり中身を確認することができるように工夫されていました。さらに手渡し用に別の袋も入っていました。   そして、ラッピングに使用しているリボンに名前の印字(無料)が施されており、センス抜群のメッセージカード(こちらは有料)にこれまた達筆すぎる字で手書きのメッセージ代筆サービスも・・・さらに達筆すぎる直筆のお礼状もいただきました。   この全てのサービス、購入者である筆者は何も要望していません。メッセージカードの有無だけは聞かれましたが、そのほとんどが「心遣い」のサービスなんです。   受注発注形式なので、数がたくさん入る商品ではないとは思いますが、その心遣いたるや・・・素晴らしいなと感動すら覚えました。また別の機会にリピートしようと強く思いました。 ラッピングはリピート率を上げるためのツールにもなりうる 今回ご紹介したのは、ほんの一例ですが、ラッピングとは付加価値としてつけるものと考えられていますが、これは逆を返せばユーザー側からしても同じことがいえるのです。   人の「心遣い」は、無形ではありますが、伝わってくるものです。ほんの一手間、その二手間が、商品に対する評価に上積みの評価となってキックバックされるのであれば、してみる価値のあるものだといえますね。   そして、それは、「リピート」という形で必ず返ってきます。直接的でなかったとしても、「口コミ」となって広がります。   たかがラッピング、されどラッピングですね。ネットショップ担当者とは、「気遣いの人」となる必要性があるということなんですね。     ▼ラッピングに関する関連記事▼ 『ラッピング方法』ネットショップ担当者が意識するべきこと5点     ...

ネットショップ担当者たるもの、ネットショップの発注から発送・請求・回収まで全てのフローを知っておかなければなりません。製品の特性について知ることはもちろんのこと、それ以外にも在庫管理や売れ筋分析・・・     そんな作業の中でどのようにやったらいいのかわからない、やり方に困るラッピング方法について解説します。 たかがラッピング・されどラッピング インターネットについて勉強して、SEOやリスティング広告といったWEBマーケティングの知識も理解して、日々頭を使って仕事をしています。その他にもやることがたくさんあり、パラレルに仕事をこなさなければならないのがネットショップ担当者です。     特に最初の頃、大変なのがラッピングです。商品によって様々なラッピング方法がありますし、プレゼント包装など特別なラッピングの仕方も存在します。     ラッピングにそこまで労力かけなくてもいいのでは?と思われたあなた。いえいえ違うんです。ローコストハイリターンなラッピングには一定の法則があるのです。 一見簡単なように思えて、意外とコツが必要なラッピング そもそもラッピング作業をそつなくこなせる人というのは、物販経験があり、無駄のないラッピング技術を持っています。     しかし、百貨店の店員さんのように、無駄なく・そつなく・スムーズに完璧なラッピングをすることができるものではありません。ラッピング包み方に関しては、ラッピングについての書籍を参考にしたり、インターネットなどを参考にしてもいいですが、あまりにこだわってしまうと商品以外のコストがかさむという難点もあります。     そうです、ラッピングは雑費です。できるだけコストを抑えたい部分でもあるのです。 ラッピングの包み方で意識したいこと「ファーストインプレッション」 ラッピング技術をあげたい!という気持ちは十分に理解できます。しかし、目線を変えてみてください。もし自分がネットで買い物をしたとして、どんな気持ちになるでしょうか?     商品ラッピングの前に、まずは郵便から届くところからファーストインプレッションが始まっているのではないでしょうか?     ラッピングはユーザーとのリアルでの初対面です。ラッピングさながら、そもそも郵便で届いたところから、次のリピートを生むかどうかの物語は始まっているといえます。     ファーストインプレッションが良ければリピート率アップにもつながるのです。ではどんなラッピングが印象の良いラッピングの仕方と言えるのか?見ていきましょう。     1.見た目(形状、清潔感、取り出しやすさ)   2.無駄がないこと   3.天候に耐えうるものかどうか(雨に濡れても大丈夫な形状になっているか?)   4.天地無用など、配送方法の指示が出せているか?   5.ゴミ出しがしやすいかどうか     この5点は、ネットで商品を販売する場合、絶対に押さえておくべきラッピングのポイントですね。     大切なもの、思い入れの多いものを手放す時に「お嫁に出す」という表現を使う場合があります。まさにネット販売の商品に対する心構えです。自分にとって大事であり、相手にとってこれから大事にされるであろうもの、大事にして欲しいものへの、最上級の敬意を払わなければなりません。     ただ運搬するためだけだからといって、おろそかにしてしまってはせっかくの第一印象が最悪なものになってしまいます。そこに何が必要かというと「愛」ではないでしょうか。   商品愛こそが最大のローコストハイリターンの鍵 ローコストハイリターン。ネットショップ担当者の理想です。ラッピングに関して、その最大の鍵は「商品愛」です。     前述したように、大事な娘をお嫁に出すような気持ちで、愛情を持って商品を扱うことで、受け取ったユーザーにもその気持ちが伝わります。     しかしながら、その商品愛というものは、その商品に対しての思入れと比例します。いきなりやってきたラッピング担当のアルバイトやパートさんに、商品愛を持て!と言ってもなかなかそれは難しいで話です。     そこで必要になってくるのが、社員やアルバイト・パートへの教育です。商品を取り扱うに至ったあらましや、届いた時のロールプレーイングなど、自分のしている作業がいかに重要な仕事なのかということを認識してもらう必要性があります。     しかし・・・それってそんなに簡単なことではありません。商品を取り扱うに至ったあらまし全部を把握しているネットショップ担当者でさえも、地味だなーと感じてしまうような作業です。     そこにいきなり「愛」を持って仕事に当たれ!といったところで、なかなか良い方向に向いていくものではないですね。 まとめ 一見地味な作業かもしれないラッピングですが、物を手で取って買うことのないネット通販にとっては、そこが第一印象であることを意識して作業に当たることがポイントです。   万全なラッピングを目指すのも1つですが、大手通販の事例を参考にクレーム回避策を行うことも一つのテクニックです。しかし、ラッピング一つにもこだわりを持たなければならないなんて、ネットショップ担当者には色々な憂鬱があるもんですね。     ▼あわせて読みたい▼ ネットショップの商品ラッピングで差別化しよう     ...

  ネットショップで植物を扱う際に注意しなければならないのは、発送時の梱包です。     もし運送中に倒れたり、運送業者が雑に扱ったりすると、花や葉が傷んだり、鉢が割れたり、土や化粧石がこぼれたりする危険性があります。植物は他の商品よりも、梱包に気を使わなければなりません。 植物を梱包する前の準備作業   ネットショップで植物を梱包する前には、いくつかの準備作業があります。     1.剪定(せんてい)、ゴミの取り除き 枯れた葉や茎は剪定しておきます。また葉についたゴミや土に混じった枯れ葉、ゴミを取り除き、見栄え良く仕上げます。鉢が汚れていたらきれいに拭きましょう。     2.消毒・殺虫 葉や土の中にいる虫を、薬品を使って殺虫します。なお、消毒薬や殺虫剤を使用した場合は、ペットへの影響やアレルギーのお客様に配慮して、どの薬品を使ったか告知しておくと親切です。     3.同封物の準備 植物の場合、水やりの仕方や肥料の与え方など、育て方の説明書を同封すると、お客様に喜ばれます。せっかく買っていただいた植物を末永く楽しんでいただくためにも説明書をつけましょう。 植物を梱包する方法   さて準備ができたら、梱包用品を使って、植物を梱包していきましょう。     1.包装 まず、土や化粧石がこぼれないように、鉢と根元にかけてビニールや気泡入り緩衝材を巻きます。また花や葉を保護するために、植物全体にビニールやネットをかけましょう。     2.ダンボールで梱包 ダンボールの底に発泡スチロールの板を敷き、その上に鉢を乗せます。商品が箱の中で動かないよう、新聞紙や緩衝材をぎゅうぎゅうに詰めて固定します。     3.説明書や納品書の同封 説明書や納品書は、封筒やビニール袋に入れて箱の中に入れるか、箱の側面にテープで貼り付けます。     4.ダンボール箱のフタを閉じる 普通にダンボールのフタをしてもよいのですが、配送業者の人が植物だと分かるように、上部は透明のフィルムで蓋をして、中身が見えるようにしてもよいでしょう。     5.注意書き 丁寧に運んでもらうために「植物が入っています」や「われもの注意」「天地無用」などのシールを貼っておくか、マジックで記入しておきましょう。     ▼梱包とあわせて読みたいラッピング▼ ネットショップの商品ラッピングで差別化しよう    ...

夏真っ盛りな気候が続き体調など崩されていないでしょうか。商売も体が資本なので、体調管理は十分にしたいですね。こまめな水分補給や適度な休憩は怠らないよう、日々の心がけをしっかりとしていきましょう。   今回取材に伺ったのは、どんな業種でも関わらないことはない「物流業界」において革新的なサービスを提供している株式会社オープンロジの伊藤社長です。普段の日常で着ている服や食べているものなどほとんどのものが、物流業界がなければ成り立たない、それほど重宝される業界ならではの古い体質に目を付け、ITのテクノロジーを生かしたサービスは一体どんなものなのかをインタビューしてきました。   物流業界での起業は、前職の経験が役に立った   -まずは事業内容や起業に至った経緯を教えてください。   伊藤氏-まず事業内容についてですが、物流業務を発注したい事業主と、物流業務を請け負う倉庫などの物流企業を結ぶプラットフォームを提供しています。昨今、ネット通販、いわゆるEC(Eコマース)の成長率は顕著でして、それに応じて手間のかかる物流業務を代行するクラウドサービスをtoBやtoC向けとして使っていただいています。物流業務を発注したい事業主というのは様々いらっしゃって、企業のEC事業者はもろろんのこと、Stores.jpやBASEなどのEコマースサイトを簡単に構築できるサービスが流行っているので、個人、中小事業主の方まで幅広く使われています。     -すごいですね。どうしても会社組織でやられているので、BtoBが中心かと思っていました。   伊藤氏-色々な方にご利用いただいて嬉しい限りなんですが今の時代、誰でもネット通販のショップを立ち上げられるというのが一番の理由でしょう。昔に比べてECでモノを買うことに抵抗がなくなっているので、売り上げが上がれば上がるほど、物流業務が増えてくるのは必然です。そのため、もっと仕事の効率化を図るためにお問い合わせをいただくことが多いです。     -なるほど、起業する以前からこのような構想はあったのですか?   伊藤氏-実は前職の経験がものすごく生かされているなと感じます。もともと出版系の富士山マガジンサービス社にて顧客対応の仕事をしていました。創業メンバーとして働かせていただいていたので、裁量ある仕事を任されていました。「雑誌のオンライン書店」をコンセプトに、定期購読やバックナンバーに特化したサービスを展開していたので、毎日クライアントからの発注指示で出荷作業に追われていました。さらにクライアントが増えればそれだけ、発注や在庫スペースが増え迅速かつ正確に対応することは難しくなりました。担当者が不在だと、うまく引き継ぎがとれていなく誤って違う号を出荷してしまったり、在庫ありとの確認をしたはずなのに、商品が在庫切れだったりとトラブルが増えていったのです。     -では結構、前職時代では苦労や失敗を経験していらっしゃったのですね?   伊藤氏-はい。中心企業の9割がマルチタスクで動いているので、細かい在庫管理やピッキング作業まで手が行き届いていないのが問題だと感じました。もっとスムーズにトラブルなく物流をこなせないか、そう考えたときに今のオープンロジを起業するもとになった仕組みを考えたのです。クライアント企業側にあらかじめ受注する見込みのある雑誌を富士山マガジンサービスと提携した倉庫に送ってもらい、発注があったら全て倉庫内で在庫管理や発送までのタスクを受け持ってもらう仕込みを作ったのです。こうすることで、配送にかかる価格コストや出荷作業にかかる時間コストを削減することができ、トラブルも減りました。     -なるほど。そこで今度は自分で起業してやってみようと。   伊藤氏-はい。少なくとも出版業界のみならず、他の業界でもこの物流の課題はあるだろうと思い、起業に至りました。もしこのビジネスモデルが先にやられていたら、起業はしていなかったでしょうね。   一切広告を打たず、口コミだけで毎月ユーザー数が伸びているオープンロジの戦略とは   -では次に最近のオープンロジの動向についてお伺いできればと思います。   伊藤氏-はい。具体的な成長率やユーザー数に関しては非公開なのですが、去年の7月に比べて、右肩上がりにユーザ数が伸びています     -着実にユーザー数を増やしていますね。何かユーザー獲得の広告はされているのですか。   伊藤氏-実は全くやっていません。既存ユーザーの紹介だったりと口コミでユーザー数を伸ばしている状況です。ユーザー満足度を常に意識しているのでようやく結果が伴ってきたのかなと。     -まさに理想形に近いですね。EC管理システムのネクストエンジンと提携したのも大きかったのでしょうか。   伊藤氏-はい。ユーザーのうち7割は自分たちで物流業務をされている方からの利用です。オープンロジを使って下さる方の大部分が、これまで既存の物流会社さんに相手にされなかった中小規模の荷主さんで、当社を利用することで、ローコストで物流業務の負荷を軽減できることに魅力を感じていると思っています。   また、北海道や沖縄にいる幅広い事業者からも利用があり、とくにこれまで北海道や沖縄などの遠方で出荷作業を行い配送していた場合、関東近郊へのお届けになると、どうしても3〜4日かかってしまうのですが、我々のサービスを利用すると関東近郊の倉庫を利用できるため、関東近郊のお届けが翌日で配達完了になるのです。 当社を利用するユーザーの中には海外の事業者もいらっしゃいまして、インドに現地法人を設立し、現地で仕入れたアパレル商品を当社の国内の提携先倉庫に納品し、インドから当社サービスを通じて出荷をされている事業者もいらっしゃいます。その事業者の方は日本でファッションECを行っていらっしゃいます。もう国をまたいで、インターネットに接続する環境があれば、入庫、在庫、出庫、配送までトータルの物流業務をどこでもできる時代になってきています。   そしてネクストエンジンと組んだ最大のメリットは業務の省力化が実現できる部分ですね。弊社が考える「物流」とは、宅配便の「配送」とは違い、「入庫」→「保管」→「出荷」→「返品」と一連の倉庫内で行う業務を「物流」と考えています。ここの部分で、商品マスタ、在庫数、受注と出荷、出荷結果など、EC事業者側と倉庫側の情報を逐一やり取りをするといった無駄な作業をオープンロジとネクストエンジンが連携することで解消できました。 この中間業務の運用に、何十万円といった費用が毎月かかるといった場合もあり、ネクストエンジンとのAPI連携によりそれら負担がなくなるという業務効率化および費用削減メリットが大きいですね。     -では、まさにシナジー効果を生む提携だったわけですね?   伊藤氏-はい。最近ですと、費用メリットを感じていただいた事業者からの問い合わせが非常に多くなってきています。ネクストエンジンを既に取り入れている事業者も、オープンロジとの独自システムを利用したい、という声をいただいているのでそういった層にもアプローチができていますね。   越境ECの可能性について -オープンロジのサービスを海外ユーザーに使ってもらいたい-     -では、次に越境ECについて色々お伺いしたいと思いますが、越境ECに参入するきっかけはありますか?   伊藤氏-越境ECは、やはり可能性はすごくあると感じています。SNSを通して世界中の情報がリアルタイムで共有される世の中になったので、物流においてもどんどん国を越えての取引がよりしやすくなるのではないかと思っています。我々はまだ多言語対応はしていないのですが、言語・決済などの面では低コストで誰でも簡単に越境ECに取り組めるようになってきてるので、あとはオープンロジのサービスを海外のユーザーにも使ってもらえるように仕組みを作ることを今後の目標にしていますね。     -EMS(海外スピード便)や海外FBAなど他社のサービスについてはどうですか?   伊藤氏-EMSについては関税がかからない分、コストは割安になりますが、民間のDHLやUPS、 FedEXなどは関税がかかるのでその分割高になります。ただ一方で、EMSはよく局留めになってしまうことがあり、受取人がいちいち郵便局に取りに行かなくてはならないこともあります。民間の物流会社だと、追跡番号が発番されるため、配送先まで届いたかの情報を確認することができます。どちらも一長一短かなと思いますね。また、海外FBAについては今後、海外の納品代行も視野に入れています。海外の倉庫企業との連携により、常にワンストップで配送できる仕組みを作っていきたいと考えております。     -では、今後は海外に本格的に進出していくということでしょうか。   加藤氏-進出というか、今国内でやっていることを越境ECの中心である中国や韓国などの現地ネットワークを作り、もっと越境ECが誰でも簡単に取り組める仕組みを作りたいですね。また海外の人が日本に商品を販売したい「逆越境EC」のニーズも汲み取りと思っています。我々のミッションである「物流をもっと簡単シンプルに」を世界中どこにいても実現できる、そんな世界を創っていけたらと思います。   編集後記 ニーズあるところにビジネスあり、と思うほど従来の物流業界の課題をテクノロジーを駆使しより使いやすいように業界の慣習を変えていく。これこそがスタートアップならではの醍醐味だなと強く感じました。これからECに携わる事業者がさらに増える中で、オープンロジのクラウドサービスを取り入れることで物流業務を一任し、マーケティングなどの他の業務に集中できるのは人的リソースをより有効活用できるのではないでしょうか。ぜひ気になった方はチェックしてみてくださいね。   >>物流をもっと簡単・シンプルに「openlogi」...

ネットショップをしていてお客様から意外にもよく聞かれるのが「商品ラッピング」についてです。 「ラッピングは選べますか?」「ギフトなんですがラッピングはしてもらえますか?」といったお問い合わせをよく受けます。 お客様のラッピングに対するニーズの高さを感じます。   商品ラッピングの質で他店と差別化 実際、商品ラッピングの重要性に気付き、力を入れて取り組んでいるネットショップも見受けられます。 一方で、ラッピングには一切対応せず、相変わらず梱包材ぐるぐる巻きで発送しているショップも依然多く、ラッピングへの取り組み方は二極化している状況です。 裏を返せば、ラッピングの質を上げることで、他店との差別化をはかることができるということです。 特に女性は可愛らしいラッピングに弱いようです。 可愛いラッピングのブランドやショップを紹介するブログや、まとめサイトもあるほどです。 よって、女性向けの商品や、アパレル・ファッション関係、ギフト用品を取り扱っているネットショップは、ラッピングの質を上げる取り組みをしなければ、勝ち残れないといってもいいかもしれません。   差別化を図る商品ラッピングの方法 それでは、他店との差別化を図る商品ラッピングの方法をいくつか紹介したいと思います。   1.ラッピングペーパーにこだわる 100円均一に売っているような安っぽい紙を使っていては、差別化できないでしょう。 理想はショップのロゴを入れたり、ショップのテーマカラーを取り入れた、オリジナルのラッピングペーパーを作ったりすることです。 コストはかかりますが、大量発注すれば費用を抑えられます。 2.サテンリボンを使う 光沢のあるサテンリボンを使うと、高級感がグンと増すので、おすすめのアイテムです。 ラッピングペーパーの色と調和するリボンを用意しましょう。 3.オリジナルのショップタグなど オリジナルのショップタグを付けると、さらに高級感が増し、 ブランディング効果もあります。 またメッセージカードなども添えると、お客様に喜ばれ、リピート率の向上が期待できます。   いかがでしたでしょうか。 ラッピングひとつで、ネットショップへの印象が変わるものです。 ラッピングをブランディング戦略と捉え、本腰を入れて取り組んでみてはいかがでしょうか。...