『結構大変な梱包作業』ネットショップで植物を梱包する方法

ECノウハウ

ネットショップで植物を扱う際に注意しなければならないのは、発送時の梱包です。

もし運送中に倒れたり、運送業者が雑に扱ったりすると、花や葉が傷んだり、鉢が割れたり、土や化粧石がこぼれたりする危険性があります。植物は他の商品よりも、梱包に気を使わなければなりません。

植物を梱包する前の準備作業

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ネットショップで植物を梱包する前には、いくつかの準備作業があります。

1.剪定(せんてい)、ゴミの取り除き
枯れた葉や茎は剪定しておきます。また葉についたゴミや土に混じった枯れ葉、ゴミを取り除き、見栄え良く仕上げます。鉢が汚れていたらきれいに拭きましょう。

2.消毒・殺虫
葉や土の中にいる虫を、薬品を使って殺虫します。なお、消毒薬や殺虫剤を使用した場合は、ペットへの影響やアレルギーのお客様に配慮して、どの薬品を使ったか告知しておくと親切です。

3.同封物の準備
植物の場合、水やりの仕方や肥料の与え方など、育て方の説明書を同封すると、お客様に喜ばれます。せっかく買っていただいた植物を末永く楽しんでいただくためにも説明書をつけましょう。

植物を梱包する方法

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さて準備ができたら、梱包用品を使って、植物を梱包していきましょう。

1.包装
まず、土や化粧石がこぼれないように、鉢と根元にかけてビニールや気泡入り緩衝材を巻きます。また花や葉を保護するために、植物全体にビニールやネットをかけましょう。

2.ダンボールで梱包
ダンボールの底に発泡スチロールの板を敷き、その上に鉢を乗せます。商品が箱の中で動かないよう、新聞紙や緩衝材をぎゅうぎゅうに詰めて固定します。

3.説明書や納品書の同封
説明書や納品書は、封筒やビニール袋に入れて箱の中に入れるか、箱の側面にテープで貼り付けます。

4.ダンボール箱のフタを閉じる
普通にダンボールのフタをしてもよいのですが、配送業者の人が植物だと分かるように、上部は透明のフィルムで蓋をして、中身が見えるようにしてもよいでしょう。

5.注意書き
丁寧に運んでもらうために「植物が入っています」や「われもの注意」「天地無用」などのシールを貼っておくか、マジックで記入しておきましょう。

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2014年に東京から静岡県三島市に移住してきました。現在は自宅でネットショップ運営の傍ら、記事の執筆をしています。

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