いま、アパレル系の商品に特化したECモールとして勢いに乗っている「SHOPLIST」。出店側にとってSHOPLISTとはどんなモールで、他のモールと比較してどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ユーザーから見たSHOPLISTの魅力とは?
最近、僕の知り合いの運送会社の人から「SHOPLISTの荷物がやけに増えている」という話を聞きました。特に若いお客様からの注文が多いようです。アパレル系のECモールではZOZOTOWNのほうが取り扱いブランドも商品点数も多いですが、CROOZが運営する「SHOPLIST」はオンライン専門ブランドが数多く出店しており、「安くてかわいい商品が多い」ということで、特に若い女性から支持されています。
このようなアパレル系ECモールは、ブランド独自のECサイトで購入するのと比較して、手軽さがまるで違います。複数のブランドの商品を買いたいときに、SHOPLISTであればまとめてカートに入れて、1回の注文で済み、商品も一括で発送してくれます。
ブランドごとにECサイトを訪れて決済する必要はありません。この手軽さに馴れてしまうと、わざわざブランド独自のECサイトで買おうという気が起こらなくなっても不思議ではありません。
出店者から見たSHOPLISTのメリットは?
それでは出店者から見た場合、SHOPLISTに出店するメリットはどのようなものがあるでしょうか。
1.出店後の業務負担が最小限
開店後にやることといえば、「商品登録」と「商品納入」のみという手軽さです。商品データをCSVで一括登録し、あとは商品をCROOZの物流倉庫に納入するだけです。Webサイトの運営や、お客様への発送作業などはCROOZが全てやってくれます。
2.集客や販促も不要
CROOZは「CROOZblog」というブログサービスを運営しており、その会員数は700万人以上を誇ります。この会員に対してSHOPLISTの商品のプロモーションをかけてくれます。また「送料無料キャンペーン」や「誕生日イベント」や「ポイント倍増キャンペーン」などの各種キャンペーンも積極的に行っています。
3.初期費用がかからない
初期費用や月額固定費などは一切かからず、商品が売れたときの販売手数料のみです。初期投資のリスクが無いというのは出店者としては大きなメリットです。
SHOPLIST出店の際に注意したい事
SHOPLISTに出店する際には、以下の点に注意する必要があります。
1.販売手数料がかかる
これだけ至れり尽くせりのサービスで、しかも初期費用や月額固定費がタダとくれば、販売手数料がかかるのは当然でしょう。受けられるサービスの内容を考えると、一概に高いとは言えませんが、出店する際は検討材料に入れておきましょう。
2.出店審査が厳しい
SHOPLISTは「ファストファッションのセレクトショップ」というコンセプトのもとに運営されており、そのコンセプトに合致しないと判断されれば出店することはできません。
まとめ ~SHOPLISTに出店すべきか?~
SHOPLISTのコンセプトに合った独自ブランドを持ち、手軽に出品したいというアパレルメーカーさんにとっては魅力的なECモールでしょう。既に独自のECサイトやほかのECモールに出品していて、Webサイト運営や顧客対応に苦慮されているという場合にも、一考の価値は十分にあると思います。
また初期費用がかからないので、販路拡大のため試験的に導入してみるというのもありだと思います。本記事を参考にして頂き、SHOPLISTへの出店をご検討してみてはいかがでしょうか。
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