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ホーム > アキンド探訪  > ボーカリストから起業家になった朝倉香が語る!事業を軌道に乗せた秘訣とは
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元々、音楽活動をしていてボーカリストだった女性が一念発起して起業した株式会社バルーントリップの代表取締役 朝倉香氏に単独インタビューを行ってきました。
 
自分の好きなことといっても起業をすることは、なかなか大変だと思います。バルーンで人を喜ばすことが好きで起業し、軌道に乗せた朝倉社長が2016年に会社化し、本格的にバルーンデコレーションを事業として展開していく決心をしたことについて伺いたいと思います。

バルーントリップを起業する前の原体験

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朝倉社長:私はもともと、 12ヒトエというブラスロックバンドに所属していました。歌を歌うのが好きなので、ライブやその他ラジオなど本格的に活動していました。けれど、それだけでは収入が安定しないので、アルバイトを掛け持ちしながら音楽活動を続けていました。
 
高校卒業後、接骨院の受付など色々な業種でアルバイトをする中で、従業員2~3名の小規模のリムジンサービスを扱う会社で、バルーンを車内にしきつめるという業務を行う機会がありました。これがいわば起業の原体験ともいえます。
 

前職の経験が大きいということになるんですね。もともとバルーンには興味はあったのでしょうか?

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朝倉社長:はい、幼い頃からバルーンでデコレーションするのが好きで、バースデーで友達に作ってあげたりと、趣味の範囲ではずっと続けていました。バルーンは、海外のパーティでは当たり前に、デコレーションとして用いられています。華やかでかわいい世界観をバルーンで表現するのがスタンダードで、特にアメリカのパーティ文化には憧れを抱いていました。
 
最初の頃は、音楽がやりたい、続けたいがために、お金が得られるから働くというある種、受け身の姿勢で仕事をしていたのですが、次第に働くのが楽しいと思えるようになってきたのです。社員が多いわけではないので、バルーンのデコレーションや、仕入れ、管理など裁量ある仕事を任せてもらったことが仕事に対する意識の変化に繋がったのだと思います。
 
このまま会社の枠の中でやると、制限されてしまって視野が狭まったり、自分のやりたいことができなかったので、一から自分でやってみようと思うようになりました。もちろん最初は、会社に属しながら、空いている時間で仕事を受けようと考えていたのです。
 
しかし、務めているリムジン会社の社長が、社内でやるには賛成するが、起業したらライバルになるということで反対されてしまい、結果として退職することになってしまったのです。全くの起業のイロハも知らない私が、収入のあてがないのはとても辛い現実ではありましたが、「何とかなるさ」精神で乗り越えようと頑張ってきました。

バルーントリップのこれまでの道のり

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朝倉社長:起業に関しては右も左も分からないので、最初はとにかく行動、行動の毎日でした。クラブや結婚式場などに電話をかけてアポ取りをしたり、またプレゼンや資料も模範はないので、とにかく思いをぶつけていました。持ち前の明るさと元気なことを生かし、「キャラ売り」で仕事を受注していましたね。全て自分がこなさなければならないので、一年くらいは休みがない状態が続きました。
 
-随分とパワフルな感じですね。起業して学んだことは何ですか?
やはり会社に属してやるのと自分でやるのとでは、モチベーションが全然違います。実は、起業してバルーンをデコレーションするための機材や移動する車などの資金不足を工面するために、国の金融公庫に書類出して申請をしてみたら、何と450万ほど融資を受けることが決まったので、スイッチが入ったのだと思います。
 
もちろん、商売道具は揃っても、受注しなければ生活できませんから、がむしゃらに行動して、仕事をこなすうちに、新規で営業をするよりも友人知人からの紹介営業の方が受注しやすく、かつリピートに繋がりやすいことに気がついたのです。他の起業家の方にとっては常識かもしれませんが、私の場合は行動してみて気がついた感じです。
 
特に優秀なわけでもない私が唯一、他に負けないと確信しているのが、バルーンのデザイン力、デコレーションです。そこには絶対の自信を持っていました。そのため、一度オーダーを頂いたら、80%の確率でリピートをいただけるようになったのだと思います。
 
私だけではさばけない大口案件の場合は手伝ってもらうスタッフと協力して個人から企業案件までこなすようにしています。また他の事業者と違い、事業規模もそこまで大きくない分お客様のニーズに沿ったバルーンデコレーションや価格についても柔軟に対応できます。そのため、最近ではEC(ネット通販)販売にも注力するようになり、月間50件ほどお客様からオーダー頂けるようになりました。
 

次はどのフェーズを目指していますか?

朝倉社長:今のままでも良いのですが、会社化することでもっとできることはあると思ったので、会社化にいたりました。ただ、今でも忘れないのがバルーンアーティストとしての感覚ですね。好きなバルーンで人を感動させたい、そんな想いを信念にデコレーションをしているのです。会社化することで、もっとバルーンアーティストの仕事の幅を広げ、色々なことに挑戦できればと思っています。

バルーントリップのビジョン

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今後の目標やこれから起業したい方についてメッセージがあれば教えてください

朝倉社長:ホームパーティや結婚式、バースデーはもちろんのこと、ちょっとしたお祝いごとにも、バルーンをプレゼントするような文化を作っていきたいですね。特にバルーン花束は、バルーントリップでしか販売していなく、可愛くて定評あるものなので、もっと広めていければと思っています。
 
ゆくゆくは、海外ではスタンダードな「気軽にパーティができるパーティスペース」を持てればと思っています。その空間にいけば、バルーンはもちろんのこと、パーティの盛り上げに必須なものが全て用意されていて、誰でも気軽にパーティができる、そんな空間をプロデュースしたいなと思います。
 
また、資金的にも余裕ができたらデコレーションケーキ屋も始められたらと思っています。これは、今はネット販売でしか行っていないバルーン販売をリアル店舗としてオープンし、併設してデコレーションケーキを販売するものです。可愛いものに囲まれて、お客様の喜ぶ姿が見られたらいいなと思っています。
 
ここまでやってこれたのも、本当に周りの方のおかげだと思っていますが、一番大事なことはマイナス思考にならないことだと思います。
 
やってみてだめだったらまたやり直せばいいわけで、何事もやって失敗してみることで、さまざまなことが学べると思っています。私に例えれば、バルーンデコレーションに大事な資材を忘れても、悲観するのではなく、ピンチはチャンスだと思えるかどうかです。
 
結果的にうまく対応してお客様に喜んでいただいたときは、またさらに学ぶことがあるので、自分の成長に繋がるのです。なので、やりたいことには失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていけば良いと思います。

編集後記

 
インタビューを終えて感じたことは終始、明るいキャラクターで話しやすいイメージを持ちながらも、起業家にとって大事なメンタル面も兼ね備えている方だと思いました。
 
自分の好きを貫き、その想いを失敗を恐れずに伝えていく。このことがもしかしたら何を行うにしても大事な要素なのかもしれません。終始電話が鳴って忙しそうな雰囲気でしたが、今後もさらなる発展に期待が持てる株式会社バルーントリップの朝倉社長のインタビューでした。

 
 

 
 

この記事を書いた人

ニアセクリエイターズ所属のライター/エディター 週末に東京タワーで行われる、朝活イベント「モーニング女子会」を主宰(http://www.cinderella-tokyo.com/) 執筆は世の中のトレンドやオモシロいことを、様々なカテゴリーからピックアップして参ります。

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