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ホーム > EC  > 「商品管理」を行う上で考えないといけない3つの要素

 

正しい商品管理で「スピード」を!

欲しいと思った商品は、ほぼ全てインターネット通販で手に入る、という世の中になって久しいですが、今では注文してから当日~翌日には商品が届く時代になっています。そのため、ネットショップには商品を発送するまでのスピード感が求められています。
 
それでは迅速にお客様に商品を発送するには、何をすればよいのでしょうか。
素早い受注処理、発送業務の効率化などが考えられますが、意外と見落としがちなのが「商品管理」。
正しい商品管理をすることで、在庫の健全化はもちろん、商品に関わる様々な作業削減が可能です。それでは実際にどのような見直しを行えばよいのか、ポイント3点に絞って説明していきたいと思います。題して、「楽するための商品管理3か条」・・・!
 

楽するための商品管理3か条

1.商品管理は在庫管理に始まり在庫管理に終わる

在庫管理がどれほど重要かは、通販事業者の方はお腹が痛くなるほどお分かりだと思います。
余談ですがツイッターでいたずらに「通販 在庫管理 できてない」と検索したら、購入者による怨嗟のツイートが見れました。
 
ツイッター検索結果「通販 在庫管理 できてない」
 
恐ろしいですね。お腹痛いです。
さて、まず商品管理を行う上で一番始めに見直して欲しい「在庫管理」。読んで字のごとく在庫をしっかり把握することです。
 
もっと言うと、商品在庫の流れを把握することで「どの商品」が「どの期間」で「どの程度」流れて(売れて)いるのか、を把握することです。在庫を数字にしてみると、思っていた感覚とズレてしまっていることも意外と多く、「冷や汗出るほど過剰在庫を抱えてしまっていた!」なんてことがよくあります。
 

在庫回転率で在庫の動きを把握

まず、「どの程度」在庫が回転しているかを把握するには「在庫回転率」から算出することができます。在庫回転率を算出することで、「少数在庫になることの販売機会損失」や「大量の在庫を抱えて期末在庫が増え、粗利圧迫」などの、在庫に関わるリスクを抑えることができます。
 

 
そして不良在庫が発覚した場合には期末などのタイミングで破棄することも必要です。滞留在庫期間を決めて滞留期間が過ぎたアイテムは在庫アイテムから削除していくようにしていきましょう。

2.倉庫管理状況を関係者全員で把握する

倉庫の在庫管理をしっかりすれば良いかというと、そうともいえません。
どのように倉庫管理をしているかという情報を現場レベルだけでなく、関係者全員で把握できるようにしましょう。
 
というのも実際に帳簿をつけたり棚卸しを行うのは倉庫担当者ではない場合が往々にしてあり、倉庫管理のルールや状況がきちんと共有されていないと、棚卸し時のカウントミスや、作業時間が余計に掛かるといったリスクが発生します。
 
また、ついつい倉庫の現場サイドに合わせてピッキングしやすいロケーション管理になりがちですが、これも棚卸しの際には都合の悪い場合があるので、良く考える必要があります。
 
最適なロケーション管理は、棚ごとに何を置くのかを固定して管理する方法と、流動的に場所を変えていく方法などがあります。企業によって運用ルールを決めるのが良いのですが、それぞれメリット・デメリットを記載しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
 

商品ロケーションを固定する方法

メリット

  • ・置き場所が明確になっているため、商品の出し入れ、品揃えに時間がかからない
  • ・場所が固定しているので、違う棚に同じ商品を入れるミスが少ない
  • ・ピッキングの最短ルートを事前に検討できる

 

デメリット

  • ・棚が空いていても商品群が違う場合は入れることができない
  • ・ケースによっては品揃えに時間がかかる場合がある

 

商品ロケーションが流動的な方法

メリット

  • ・好きなところによく売れる商品を並べて、ピックしやすくできる
  • ・空きの棚を作ることなく並べることができる

 

デメリット

  • ・変更があった際、場所を共有していないと、探しながらピッキングをすることになり時間がかかる
  • ・同一商品が違う棚に並ぶことがあり、正しい個数の把握が難しい

 

定期的な実地棚卸し

また、可能であれば実地棚卸しは定期的行った方が良いでしょう。帳簿上の在庫数値を鵜吞みにするのではなく、定期的に実地棚卸しを実施して数量を把握することが重要です
 
定期的に実地棚卸しを行う事で、不良品の発見など予期しない在庫の差異をあらかじめ把握することができます。棚卸し作業は在庫数量が多いとその分時間がかかるので、「流動性の高い商品を中心に行う」など運用ルールを決めて実施するようにしましょう。

3.売上分析でアイテム数を見直すべし

在庫管理からその年の「在庫回転率」と「平均在庫金額」を算出し、現場だけではなく関係部署にも同じ情報が流れることで売上分析の土台が出来上がります。
売上分析で売り上げに貢献している商品アイテムを把握することで、商品アイテム数を絞り込むことにつながり、必要最低限のアイテムで在庫数を管理できるようになります。この管理が実現できれば、今まで不要な商品アイテムに費やしていた時間を短縮し、また不良在庫の発生を抑えます。

正しい商品管理、パワーはいるけどやる価値はある

在庫管理原価管理という見方もありますが、情報を上手く用いれば売り上げ、粗利拡大などの戦略に用いることもできます。感覚で売れ筋商品と思っているものが数字を見ると現実は違っている可能性もあります。
 
正しい商品管理を行う時には手間と時間が掛かり、人件費も費用も掛かります。が、長い目で見ればメリットに変わっていくはずですので、一度未来に向けて投資してみてはいかがでしょうか。

 
 

この記事を書いた人

運動出来るエンジニア&ライターを目指ししてます! 記事は主にパソコン関係、運動、お金などの生活に密着した内容を中心に幅広い経験を活かして執筆しております。

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