ネットショップにおける顧客行動心理

ECノウハウ

ネットショップにおいては、お客様がどのような心理状態で購買を行うか、つまり「顧客行動心理」を理解しておくことが大切です。

「顧客行動心理」を理解することにより、顧客の心理状況に応じた対策を講じることができるようになるのです。

 

AIDMAとは?

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広告業界では「顧客行動心理」を表すモデルとして、「AIDMA」や「AIDMAの法則」「AIDOMAモデル」と呼ばれるものがあります。

この他にも「AIDA」や「AISAS」や「AIDCA」など、類似したモデルがいろいろありますが、「AIDMA」が最もメジャーです。

では「AIDMA」とは一体どんなものでしょうか。

 

「AIDMA」は「アイドマ」と読み、Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字を取ったもので、消費者がある商品に関心を持ってから、実際に購入するまでの心理プロセスを表しています。
またこの5つのプロセスは、以下のとおり3つの段階に区分することができます。

 

1.認知段階
Attention(注意)

2.感情段階
Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)

3.行動段階
Action(行動)

 

AIDMAをネットショップにどう活かすか?

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顧客行動心理のプロセスが理解できたところで、次にそれをどうネットショップに応用していけばよいのか解説していきましょう。

 

1.認知段階
まずは顧客の「Attention(注意)」を引かなければ始まりません。ここで重要になってくるのはやはりSEO対策です。そしてバナー広告やリスティング広告などを使って集客を行います。このプロセスでは何より魅力的なキャッチコピーで顧客の関心を引くことが求められます。

2.感情段階
この段階では、顧客の感情に直接働きかけ、次の行動を促していきます。例えば商品開発時の苦労話をストーリー形式で語ったり、いかに品質にこだわっているかを熱っぽく語ったりすることで、顧客の「Interest(関心)」と「Desire(欲求)」を刺激します。また購入者のレビューやクチコミも有効です。そして顧客に商品を「Memory(記憶)」してもらいます。

3.行動段階
最後に顧客に「Action(行動)」を起こしてもらうわけですが、ここで重要なのは利便性です。購入方法が分かりづらかったり、決済方法が選べなかったりすると、せっかく買おうと思ってくれたのに、そこで離脱されてしまう恐れがあります。ですから、ユーザビリティ(使いやすさ)は入念にチェックしておく必要があります。

 

以上、ネットショップにおける顧客行動心理について解説しました。
顧客の心理を知り、その心理状況に合った施策を行うことを心掛けましょう。

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