「楽天検索順位チェッカー」楽天の検索結果の順位を効率的に確認!

ECノウハウ

「楽天市場の検索順位結果が大切な理由と、どうやって上位表示しているか知ってますか?」
 
知り合いの楽天市場店舗担当者から、そんな挑戦状をもらった。(実際には挑戦状でもなんでもない、ただの疑問だったわけですが)翌日からの3連休の旅行中も気になって仕方がなかったので、いろいろと調べてみました。

「楽天 検索」順位を制する者が売上を制する!?

楽天市場での購入の内、約50%がキーワード検索からの購入と言われています。
 
では検索結果の1ページ目にある商品と5ページ目にある商品品物も価格も同じだった場合、どちらが売れるのでしょうか?皆さんご存知だとは思いますが、1ページ目です。
 
検索結果の1ページ目が最も購入される可能性が高く、2ページ、3ページになってくると購入される可能性はグッと低くなり、4ページ以降はそもそも見られないといった傾向にあるようです。
 
ジャンルによって多少誤差はあるようですが、検索結果の表示順位の目安として「3ページ以内に表示される」ことが必須条件なんですね。ではどうすれば上位に表示されるようになるのか。これは一朝一夕でできるものではありません。
 
まずは今現在、自社の商品が何番目に表示されているのかという順位の把握なぜその位置なのかを考える必要があります。そのために必要なのが毎日の順位の確認です。
 
順位を確認する場合は、概ね以下のような手順をたどると思います。

1.順位を確認したい商品に使用されているキーワードを楽天市場で検索
2.自分の商品が何番目に表示されているかを目視で確認

こうやって確認した順位のデータをもとにして「どうやって上位に表示させるか」を考えることが売上アップには必要なんですね。

「楽天 検索」単純作業を自動化して考える時間を確保する為には

「検索順位の確認作業」は地味に時間がかかります。1件2分掛かるとすると・・・50件で100分、100件だと200分!更に競合店の商品のチェックまでしたら倍々で時間が掛かってしまいます。毎日の検索作業が負担になるばかりか、単純作業に時間ばかり取られ対策する暇がない…なんてことになるのは本末転倒。
 
いかに効率よく検索順位のデータを収集するかがカギになりそうです。
 
調べてみると検索順位を効率的に確認するツールはいくつかありますが、例の知り合いに聞いてみると、順位の確認は
楽天検索順位チェッカー(Hamee株式会社)
というツールを使っているとの事。
checker

彼曰く、

  • 検索順位のチェックは全部1人だけでやってる
  • 確認は全商品ではなく売れ筋と売りたい商品で大体50~100商品くらい
  • チェックは1日2回
  • 確認時間はだいたい20〜30分くらい

だそうです。
 
100商品もあると確認に3~4時間かかる計算ですが、20~30分で終わるとはすごいですね。本当に全部確認してるんでしょうか。適当に遊んでんじゃないの?

「楽天 検索」確認時間が20分の1に!?楽天検索順位チェッカーで出来る事

職務怠慢疑惑の渦中にある彼に、楽天検索順位チェッカーで出来る事を教えてもらいました。
 

知人Hの供述

遊んでいるわけではなく、このアプリには、確認したい商品とキーワードを登録しておくと毎日1日2回、自動で収集して一覧にするという機能があります。順位確認という単純作業を自動化した事により、なんと確認作業が今までの20分の1にまで効率化しました。

このアプリを使う前までは、確認したい商品を多くすればする分だけ時間ばかりかかっちゃって…でも順位確認するのは大切だから毎日調べたいじゃないですか。調べるだけで4時間とか掛かってしまっていて、他の作業もあるし、「どうしたら売れるか」とかページの見直しが全くできなかったのですが、今は20〜30分で終わるので確保できた150分で「どうやって売って行くか」という施策を練る事ができるようになりました。
 
その他色々聞きましたが要約すると、楽天検索順位チェッカーは以下の5つのポイントが重要そうです。

  • 登録した商品とキーワードの順位結果が毎日1日2回、自動で収集される
  • 検索順位データが蓄積される(90日間分)
  • 競合店の商品とキーワードも登録可能
  • PC、スマホそれぞれの順位確認が可能
  • 楽天市場内で検索頻度が高いキーワード(サジェスト)を表示してくれる

 
上位表示させるための施策を考える際に、特に重宝するのが
「検索順位データが蓄積される(90日間分)」「楽天市場内で検索頻度が高いキーワード(サジェスト)を表示してくれる」だそうです。

「楽天 検索」順位が急に下がった!?放置していると売上が大変な事に…

知り合いの疑惑が晴れたところで「楽天検索順位チェッカー」を実際に触らせてもらいました。まず、教えてもらったオススメ機能の1つ目「検索順位データが蓄積される(90日間分)」
 
毎日確認していれば、別にデータの蓄積は必要ないんじゃない?
なんて思ってたのですが、順位データをダウンロードして見せてもらうと面白い箇所がありました。
※90日間の蓄積されたデータはCSVでダウンロードが可能です。
 
glaph
同じキーワードで登録していた商品の、検索順位の上位でキープしていた3つのうち1つを除いて全て圏外になったタイミングがあったのです。これは何?と聞いてみると、考えられる原因が次のようにいくつかあるとの事でした。
 
【知人Hの順位圏外チェックポイント】

    • 今まで上位だったのに、圏外が何日も続いている場合

 
→楽天市場内のロジック変更の可能性があるかもしれないです。すぐ対応しましょう!
 

    • 1日2日程度、圏外になってしまったけどまた上位に戻った場合

→楽天側で何かロジック変更のテストをしているかも。様子を見ましょう!
 
検索順位を常に見る事で
「今まで上位ばかりだったのが1つを除いて全て圏外になった!→何か理由があるはず。上位と圏外の違いを探して対応しよう!」という対応をすぐ行い、上位表示に戻す事が出来るわけですね。毎日の積み重ねを確認する事で、いち早く楽天市場の変化に気付いて対応する事ができたため、その結果、売上損失の機会を減らす事ができたとの事。

「楽天 検索」このキーワードは本当に売れるキーワード?

もう一つのオススメ機能「楽天市場内で検索頻度が高いキーワード(サジェスト)を表示してくれる」この機能だけでもう一つアプリがあっても良いのではないかと思えるほど、様々なヒントを教えてくれる機能です。(知人談)
 
例えば「木製の折りたたみ式の赤い椅子」を販売したい場合、「椅子」というキーワードでは到底他店に勝てないという時、
「椅子 木製」「椅子 折りたたみ式」「椅子 木製 折りたたみ式」など、より詳細なキーワードを考えますよね。
 
その際に、楽天市場での検索頻度の高いキーワードを参考にするかと思いますが、
それが登録されたキーワードと商品単位で一覧として表示してくれます。
 
もしかしたら「折りたたみ式」ではなく「折りたたみ」の方が検索頻度が高かったり、「椅子 赤」の方が良いかもしれません。
 
検索頻度が高いキーワード(サジェスト)は実際に購入されているお客様の行動が積み重なった結果です。「このキーワードなら売れますよ」というキーワードを教えてくれる機能ではありませんが、なぜ他店の商品の方が上位表示されているのか、自分たちの商品はどうしたら上位表示できるか、という事を考えるきっかけと売上アップの可能性を教えてくれる機能だと言っても過言ではありません(知人談)

楽天検索順位チェッカー、便利だけど少し不満も

実際に使ってみて、楽天検索順位チェッカーは「どうすれば検索順位がアップするかを考える時間やヒント」が詰まっているアプリだと感じました。
 
他にはPCとスマホ、別々に順位が確認できる点もなかなか便利だそうで、例えばPCでは圏外なのにスマホだと上位という時「PCもまだまだ上位に行ける可能性がある!」と思うとワクワクしちゃう(知人談)そうです。
 
ただ、今回使ってみて感じた不満点としては、登録したキーワードの検索が出来ないので、チェックを付けたい商品を一覧から目視する必要があるという点。CSVデータでダウンロードして一括加工して、また取込むという方法もありますが、やっぱり画面上で調整したい!

さいごに

ということで楽天検索順位チェッカー、「検索順位の確認の効率化ツール」というシンプルながらもショップや担当者にあった方法で活用できるアプリだと思います。楽天の検索順位を気にしてなかった方も、すでに対策を始められている方も、30日間無料で使えるのでまずは一度お試しで利用してみてはいかがでしょう。
 
もしかしたら今日のデータが検索順位・売上アップのきっかけになるデータかもしれません。
 
 

 
 

独学でWEBデザインを学び分析、検証までいろいろやってます。
名前の真ん中にある「う」をアルファベット表記の時、どう表すのが一番クールかを解き明かすのが一生の課題です。
よろしくお願いいたします。

ニュー アキンド センター

コメント

  1. […] 楽天市場に出店されている方は必見です。 検索順位を制する者が売上を制する。検索順位を毎日アナログで確認するのはすごく大変。検索順位を効率的に確認できる「楽天検索順位チェッカー」というツールを使って検索順位の確認の効率化を図ってみてはいかがでしょうか。   https://new.akind.center/201605/rakuten-search-checker/ […]

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