「価格競争力」と「利益」のバランスをうまく取る価格設定方法とは

ECノウハウ

 

こんにちは、satoshiです。

 

ネットショップに限らず、商売においてもっとも難しく、そして奥が深いのが、価格設定ではないでしょうか。
価格設定は、商品の売上やショップの業績に直結します。
価格を安くすればたくさん売れますが、利益が出なければ意味がありません。
価格を高くすれば利益は出るかもしれませんが、そもそも売れなければ話になりません。

 

今日は商品価格の設定方法について解説していきます。

商品価格の設定方法

商品価格を設定する際の基本的な考え方としては、「価格競争力」「利益」のバランスをうまく取りながら設定するということです。

 

どのように価格競争力のある価格を設定するのか

「価格競争力」のある価格に設定するには、他店のリサーチが必須です。

 

ただしこれは単純に他社よりも安くすれば良いということではありません。
できれば単純な価格競争は避けたいところです。

 

ですから他店の価格をチェックするのと同時に、「どうすれば価格競争を避けられるか?」を意識してリサーチするのです。
価格競争を避けるというのは、イコール付加価値をつけるということです。

 

つまり、付加価値を付けて「できるだけ高い値段で売れるようにする」工夫が必要になります。

 

利益の取れる価格設定

一方で「利益」の取れる価格に設定するには、原価や経費を正確に把握し、同時にそれらを最小限に抑える努力が重要になってきます。

 

「ネットショップでは最低30%〜40%の粗利率が必要」とか、
「ハンドメイド商品の場合は原価の3倍程度に価格設定すべき」
といった指標がありますが、経費がかさむほど、当然利益が目減りしてしまいます。

 

よって、原価や経費は極力削減し「できるだけ安い値段で売れるようにする」工夫が必要になります。

 

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、価格設定においては「より高くする工夫」「より安くする工夫」の両方が必要なのです。

 

そしてもうひとつ重要な点があります。
それは、全ての商品で利益が出るように「しない」ことです。

 

よくやりがちなのが、「粗利率40%」と設定したら、律儀に全ての商品の粗利率を40%にしてしまうことです。
これは一見正しいようですが、うまくいきません。

 

商品には、
集客を目的にした「集客商品」と、
利益を出すことを目的とした「収益商品」があり、
この2つは意識的にメリハリをつけて価格設定することがとても大切です。

 

「集客商品」は利益度外視でお得な価格設定をし、その価格に惹かれてやってきたお客様に「収益商品」もあわせて買っていただくようおすすめする、というのがセオリーです。

 

送料の設定方法


送料の設定もなかなか悩ましい問題ですが、パターンはそれほどありません。
大体は以下の4つのパターンに集約されます。

 

1.送料無料

ひとくちに送料無料といっても、店舗側が送料を負担するケースと、あらかじめ商品価格に送料をオンしておくケースがあります。

 

どちらがよいかは商品によっても変わってきますが、この「送料無料」という表示がお客様の目にたいへん魅力的に映ることがあり、場合によっては強力な販促ツールになり得ます。

 

またパターンとして、「対象商品のみ送料無料」「〇〇円以上のお買い上げで送料無料」などの使い方があります。

 

2.地域別に設定

「首都圏は〇〇円、それ以外の本州・四国は〇〇円、北海道・九州は〇〇円・・・」というように発送先の地域によって送料を設定するパターンです。

 

多くの配送業者がこのような形式をとっているので、店舗側とお客様の双方にリスクがない公平な設定といえます。

 

3.全国一律

お客様にとっては単純明快で好まれますが、店舗にとっては、仮に遠方からの注文が殺到したときにコストがかさむというリスクがあるので、設定金額は慎重に行う必要があります。

 

4.商品の寸法や重量別に設定

取り扱っている商品が、大きいものから小さいものまである場合には、このような設定にしておくのが無難ですが、処理が煩雑になるため、通常はおすすめしません。

 

まとめ

以上、価格設定について解説しました。
付加価値を付けて「できるだけ高い値段で売れるようにする」工夫と
原価や経費は極力削減し「できるだけ安い値段で売れるようにする」工夫が必要です。
価格設定は難しいですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

2014年に東京から静岡県三島市に移住してきました。現在は自宅でネットショップ運営の傍ら、記事の執筆をしています。

ニュー アキンド センター