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ホーム > アキンド探訪  > 発想の転換?経営に必要な5つのステップを日本橋にあるカフェで学んできた
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隣の駅は大手町。お洒落なカフェ・高級料理店なども多く軒を連ねる日本橋は観光地であると共にオフィス街です。どうも、こんにちわニアセクリエイターズの中根です。
 
花のお江戸・日本橋。
三越本店COREDO室町などが立ち並ぶセレブな街です。
カフェをオープンさせるには、かなりのリスクを伴う覚悟が必要と思われる激戦区。
今日はこのセレブ街「日本橋」で【芝生カフェ】を開業したサニサニーピクニックさんにお邪魔し、カフェ開業の裏話を聞いてきました。

【自分の感覚を信じること】が決め手

-オーナーの小栗太氏は言います。
 
小栗氏:ここにカフェをオープンしようと思った1番の決め手は感覚です
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-感覚!?あと、なぜ日本橋なんですか?・・・
 
小栗氏:平日は通勤で日本橋に来る人が殆どなのでセレブが多いイメージはありません。そして、この街に住んでいる人は昔ながらの江戸っ子です。1本、横道を入れば違う顔が見える街。そこに惹かれました。
 
-ですが、事前のリサーチは充分に行ったとの事。
 
小栗氏:「寛げる空間」をコンセプトにする事は最初から決めていました。芝生カフェ、というのが日本橋では庶民的で珍しかったので受け入れて頂けたのだと思います。自分が好きだと思える街で、自分なりのコンセプトで勝負したい。最終的には自分の感性・感覚を信じた独立開業でした。

勝ち組、負け組を考えている時点で「すでに負け組」だと思う

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小栗氏:自分よりコーヒーを美味しく作れる人、より良いサービスを提供できる人はたくさん居ます。なら、他人と比べず自分にできる最善のことは何かを考えて行動してみる。その繰り返しが大切だと思っています。勝ち、負けなんて考えた時点で負けだと思います。
 
-精神論だけでは経営は成り立たない、とした上で小栗氏は言います。
 
小栗氏:思う・考える・動く・努力・諦めない、これが経営者に必要なマインドだと思います。
 
-また、欲を出さないことも必要だと言います。
 
小栗氏:万人受けするカフェならチェーン店で充分。全てのお客様に満足して頂ける店は作れない、と最初から思っていたので自分の感性に重点を置くことができました。欲と夢は違うと思っています。

こだわりがない、が「こだわり」

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小栗氏:寛げる空間であることがカフェのコンセプト。
 
-ですが、「こだわりがない」とは?
 
小栗氏:店に対して、こだわりを持ちすぎてしまうと新しい企画にチャレンジできなくなってしまう。自由な発想で思いついたことは、まずやってみる。これが、こだわりを捨てるという、こだわりです。

広告費・宣伝費ゼロ。どうやって集客をしているのか?

小栗氏:平日ランチはサラリーマン、OLで満席になります。まわりのカフェや料理店より価格を下げることで、平日の集客にはそれほど苦戦はしませんでした。1Fはテーブル席、2Fは靴を脱いで人工芝生の店になります。男女問わず、2階で昼寝をする社会人は多いですね。苦戦したのは社会人が居ない土日でした。
 
-まず行った事とは?
 
小栗氏:まわりのカフェ、料理店、老舗店などを回ってチラシを置かせてもらいました。チラシを持参してくださったお客様の売上の一部を、そのチラシを置いてくれている店舗に還元しています。土日は観光客が多く、有名店は満席になるため「待つなら他のお店に行こうかな……」というお客様を分けて頂いている、というもの。もう1つ、このカフェの名物にもなっているのはイベントです。あと、ウォーカープラスを見て来店して下さるお客様が多いです。
 
小栗氏:「東京 イベント 日付」この3つのキーワードで検索をしている人が多いです。実際に検索するとウォーカープラスというサイトが出てきます。このサイトは、飲食店のイベント情報を収集して勝手に載せてくれますので、うちはホームページをマメに更新してイベント情報を載せてイベントを拾って宣伝してくれる、という仕組みを利用しています。
 
Walker plus(ウォーカープラス)
 
-カフェで行っているイベントとは?
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小栗氏:大袈裟なことは、あえてしません。誰でも気軽に参加できる、たとえば鉛筆1本と紙1枚で出来る謎解きなど男女・世代・国籍を超えて楽しめるイベントを行っています。平日でも行う場合があります。しかも、同じイベントを何度もするとは限りません。なぜなら、「思いつき」で行うことが多いからです。こだわりがない事が「こだわり」であるカフェ。なので、アイデアはいくらでも浮かんできます。こういうイベントがあったら面白いだろうな、と思うことをどんどんやっています。テレビで取り上げられたり、ラジオにゲスト出演したり……順調に祝日・土日の集客にも成功しています。

あえて回転率を考えない。そこから利益・常連・新規客が生まれる仕組みを作る

小栗氏:何時間でも居てもらって構わないです。回転率を上げるより、長く寛いでもらうと追加オーダーが入るという利点もあります。何より、コンセプトに馴染んでもらえているお客様の姿を見るのが嬉しいです。待ち時間、寛ぎタイムを満喫してもらうためのアイテムが店内いたる所に置いてあります。大人には懐かしいロケット鉛筆、子供には目新しく、そして手軽に遊べるアイテムです。
 
-遊んでいるうちに、あっという間に時間は過ぎるので待ち時間も気になりませんね(笑)
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小栗氏:「コーヒーまだ?」とか言われたことは今までありません。お客様はそれぞれ、何かで遊んだり芝生でゴロゴロしたり、自分なりの寛ぎ方で楽しんでくれています。こうして居心地が良いと思ってくださったサラリーマンやOLの方々が常連客として増えていった、との事。常連さんは、地元住民の方々も多いですね。そして常連客が同僚や友人を連れて来て下さることで、新規客も増えています。これが集客・利益の源です。

経営学は全く勉強した事がなかった」オーナー

小栗氏:平日、ビジネスマンの会話を盗み聞きする事も勉強の1つになっていますし、イベントでお客様から学ぶことが多いです。たとえば「自分の夢を語ろう!」というイベントは婚活でも利用できると思いました。ビジネスについて語ろう、では難しい話になってしまいますが、「夢を語ろう!」と人が集まると「その夢を実現する手助けが出来るよ」っていう人が現れるものです。また、様々な意見や斬新なアイデアも生まれます。
 
-「イベント」は仲間作りの場でもある、と。
 
小栗氏:年齢や職業は、仲間になるのに必要ない情報。まず友達になること。仲間だったり恋人になれるスタートだと思います。そういう意味で、婚活も「婚活」という言葉に括られるから世界が狭くなってしまう。仲間を作ろう、という言葉に変えるだけで出会いは増えるのに勿体ないと思っています。
 
-経営も同じことで、最初はどう入っていけばいいのかスタートが分からないものでは?
小栗氏:最初に大事なのは、まわりとの調和。この日本橋という街に受け入れてもらえるように挨拶回りをして地域に根付いていく事が大切だと考えました。そこから、お客様・仲間の輪が拡がっていきました。

編集後記

今では、老舗店やまわりのカフェの経営者・従業員と街中で会えば笑顔で談話するほど、小栗氏自身が日本橋という街に根付いています。これから開業、独立しようと考えている方へ小栗氏は言います。
「今、やってみたい事があるなら今やってみたらいい。始めちゃえば、どうにかなるものです」
 
ただし、大切なことがある、との事。「精神論だけでは経営は成り立たない」としながらも、


1、思う(発想)
2、考える(計画)
3、動く(行動)
4、努力
5、諦めない

この5つが大変重要であり、特に【動く】ことは、とても大切だと言います。「1つ1つではなく、多くの思考・行動を同時進行していく事が経営には大切だと感じています。
 
 
【取材協力:芝生cafe・サニサニーピクニック】
サニサニーピクニック

 
 

 
 

この記事を書いた人

ニアセクリエイターズ所属のWebライター/コラムニスト 皆様に楽しく購読して頂ける内容、そして実践でお役に立てる情報を発信できる書き手で在りたいと思います。日々学ぶ姿勢を大切に、皆様へ旬な記事をお届け致します。

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