こんにちは。ネクストエンジンの越境EC担当の佐賀です。
実は旅行が趣味の私、GWに鳥取に行ってきました!しかし、鳥取に行くと伝えたときに、
「鳥取って、砂丘だけでしょ?」
という声が何と多かったことか…
実は鳥取って、西部は水木しげるさんゆかりの地、中部の温泉街、東部の鳥取砂丘と鳥取スタバ1号店など、色々と見どころがあるんです。
あと、自然&海産物が豊かで、4泊5日くらいめちゃめちゃ堪能してきました!
閑話休題
鳥取の名物に「モサエビ」という幻のエビがあります。あまり関東ではお目にかかれないのですが、とても美味しかったのでこちらに戻って検索してみたら、なんとヤフオク!でも売られていましたw
ヤフオク!の幅の広さを感じました…
閑話休題
ヤフオク!
さて、ほんとうに本題に入りましょう。
前回はeBayについて記事を書きました。eBayとヤフオク!、いま「ニッポンの中古」がアツい!(その1)
今回は、ヤフオク!のお話です。
越境EC担当として海外マーケットプレイスeBayに出品されているEC事業者様と接すると、ほとんどの方がヤフオク!にも出品されていることに驚かされます。
もうこれは、「100%!」と言ってよいくらいですね。はい。
どちらも、オークションサイトとしてスタートして現在はストア出店も増えている、というように、サービス自体の方向性が似ています。
そいうこともあって、似た系統のお客様が集まってきているんですね。
ちなみに、ヤフオク!の2015年の年間流通総額は…8,546億円です。
「オークション」と聞くと、個人の方がちょこちょこモノを販売しているイメージですが、かなりの規模ですね…!
※楽天、Amazon.co.jpに続いて第3位、前年比で約6.5%増。
参照:ヤフー株式会社「2015年度第4四半期および通期 損益計算書 推移表」
では、これからヤフオク!とeBayの共通点を中心に、ヤフオク!でモノを売ることをイメージしていただけるよう説明していきます~
ヤフオク!とeBayの共通点
売れるジャンル
こちらは、前回記事eBayとヤフオク!、いま「ニッポンの中古」がアツい!(その1)と併せてご覧いただきたいのですが、ヤフオク!で人気があるのは大体以下のようになります。
中古ブランド
- ブランドバッグ
- ブランド腕時計
- ブランドアパレル
中古電化製品
- 携帯電話
- パソコン
※eBayでは機種やキーボードの文字によって、売れる範囲がだいぶ絞られるのですが、ヤフオク!ではその辺は心配ありません。
趣味
- カメラ
- 釣り具
- レコード
- 中古DVD、CD
日本製の部品
- カーパーツ
- バイクパーツ
※eBayでは「海外で売られるいる車種」の部品以外は少し厳しいですが、ヤフオク!のお客様は日本在住なので、車種の範囲は広いです。
ゲーム
- ファミコン、スーパーファミコン等の本体
- ゲームソフト
はい、かなりeBayと似通っていますよね。なので、EC事業者様が両方に出品するのは、ある意味当然の流れです。
ただ、ヤフオク!のお客様はあくまで日本の方が多いので、「売れそうなモノ」に対する感覚が売り手と近く、出店するリスクはeBayよりも低いですね。
みんなが気にする決済方法
前回さらりと書きましたが、eBayはPayPalという決済方法(PayPalが支払い代行)を利用します。
それにより不正注文がほとんど起こらず、安全な取引を提供しています。
同様にヤフオク!もYahoo!かんたん決済という決済サービス(Yahoo! JAPANが支払い代行)のご利用可能です。
どちらも、店舗とお客様が直接カード情報をやり取りする必要がないので、安心な取引が可能です。
特にYahoo!かんたん決済は、2016年1月15日より、無料になりました(※特定カテゴリを除く)ので、お客様からするとかなり嬉しい状況です。
ヤフオク!ヘビーユーザーの私自身もですが、購買意欲も駆り立てられますね!
※最近のヤフオク!は、スマホアプリもそうですが、どんどんユーザビリティが上がってきています。
やはり「オークション」という、取引きの信用度がネックになるサービスを、安心して便利に使っていただけるよう、各社様々な工夫をしています。
1円(or1ドル)出品
「1円出品」というと、ヤフオク!では「1スタ」といってかなりメジャーな売り方ですね。
中には「え!1円!?」と冷や汗をかく方もいるかと思いますが、サイト内での露出が増えるので、どんどん入札が入って値段が上がっていきます。
そこを導線にして、他の商品も見ていただくという、広告的な効果もあります。
実は、eBayでも「1ドル出品」というのがあるのですが、これは「あまり値段が上がっていかない」という声もよく聞きます。
ヤフオク!の方が「オークションを楽しむ」というお客様が多いようですね。
ヤフオク!、eBay…他のマーケットプレイスもアツい!
ここまで、ヤフオク!とeBayに絞ってお話をしてきましたが、最近のニッポンの中古品への注目度の高さについて少し。
シンガポールに本社があるREEBONZというラグジュアリー系のマーケットプレイスがあります。
ここで取引きされている商品の中で、日本の店舗が提供しているものの割合がかなりのものなんです。
REEBONZは、出品者とお客様が気持ちよく取引きできる場をつくる「ホスピタリティ」のレベルが非常に高いです。
決済方法、返品ポリシーなど、「ホスピタリティ」を本当に重視したマーケットプレイスだなぁ、と感心します。
また、新品から中古のハイブランド品まで幅広い品揃えを誇るブラモ!も注目です。
ブラモ!に商品を提供している店舗一覧が見れたり、コラムがあったりと、日本人が満足する&楽しめるサイトの構成になっているので、初見でも馴染みやすいです。
まとめ
2回に渡って、「eBayとヤフオク!、いま「ニッポンの中古」がアツい!」というタイトルでお話しさせていただきました。
以前は「中古品」にそれ程関心が無かったのですが、最近は街を歩いていると「ブランド買取」的な看板をかなり意識して見てしまいます。
…というより、「ブランド買取」がとんでもなく多いです。いや、もうホントに。
そう言うと「競争過多だ!」と思われる方もいるかもしれませんが、私自身そうは思わないんです。
海外から日本の商品(正確には、日本で扱われている商品)の注目度が高まっているのであれば、商品が多ければ多いほど海外への販売は伸びていきます。
そして、特にアジア地域の富裕層はこれから確実に増えます。
新品と同様に質が良くて、でもお手頃の値段で買える「ニッポンの中古」は、アニメやキャラクターとは異なる方向性でニッポンを世界に広めていく可能性を大いに秘めています!
以上、がーさーでした!