「ここから始まる超新星の伝説」日本総合格闘技界の若き逸材・平良達郎選手独占インタビュー

ニューアキンド

2022年4月30日(日本時間5月1日)アメリカ・ラスベガスUFC APEXで開催される『UFC Fight Night』にて、日本総合格闘技界の逸材・平良達郎選手が、世界最高峰のMMA団体UFC参戦を果たします。 デビュー以来10連勝。10勝のうちKOが3、一本が5とフィニッシュ率80%を誇る22歳の超新星は、現・修斗世界フライ級王者に君臨しています。

「契約する事が目標ではない、UFCでベルトを巻くために今を生きている」と語る平良選手には、日本人初のUFC世界王座獲得という偉業達成が期待されています。

今回は試合を控えた平良選手にインタビューを敢行。あらゆる角度からの質問に丁寧に答えてくださいました。将来とんでもないスーパースターになる可能性を秘めた平良選手の本音と素顔に迫りました。

名前:平良達郎(twitter
生年月日 : 2000年1月27日
所属:Theパラエストラ沖縄
プロ戦績:10戦10勝(内KO勝ち3、一本勝ち5)

格闘技を始める前、中学時代は野球少年だった

─平良選手は格闘技を始める前は小学校3年生から中学まで野球をされていたそうですね。ポジションはどこを守っていたのですか?

セカンドとサード、ショートを守ってましたね。

ー内野だったんですね。守備には自信があったんですか?

自信はあったんですけど、実力はそこそこで、チーム内には自分よりうまい人が何人もいました。ただ、人数が多いチームではなかったので、人気のある内野のポジションでプレーできたのかなと思います。

ー中学の部活で、野球に区切りをつけたとのことですが、なぜ高校に進学してからも続けなかったんですか?

小学と中学で野球をやりきった感があったんです。あと中学のコーチが怖かったこともありますね。だから高校に入ったら、別のことをしたいなと。

ー野球をされている頃は、将来プロの道とか考えたことはありましたか?

小学校の時はプロ野球中継を観るのが好きで、プロになりたいなと思ってました。
読売ジャイアンツの坂本勇人さんが憧れの選手でしたね。

ー巨人軍の頼れるキャプテンですね!今では破竹の勢いで対戦相手を叩きのめしている平良選手ですが、学校での体力テストの成績はやはりよかったのですか?

飛びぬけて一番というわけではありませんが、成績はよかった方でしたね。

兄の影響で出逢った格闘技

ー野球を中学で辞めた後、高校ではどのようなスポーツをされていましたか?

野球はやらないということは決めていましたが、何か部活はやりたいなと思いまして、色々な部活を転々としましたね。バスケットボールにも興味があって体験入部したのですが、僕が入った高校がバスケットボールがとても強いところで、「高校からバスケットボールを始めるのはお前だけだよ」と言われてしまい。とてもレギュラーを取れないなと。ほかにもダンス部などにも顔を出してみましたが、これといったものは見つからず。そんな時にお兄ちゃんが「やることがないなら来れば」と格闘技ジムに誘ってくれたんです。

ー平良選手は高校1年生の時から格闘技ジムの『Theパラエストラ沖縄』に通うようになったんですよね。お兄ちゃんが誘ってくれるまで、格闘技はご覧になっていたのですか?

お兄ちゃんがK-1が好きで、マーク・ハントVSジェロム・レ・バンナの試合映像を見せてくれて「これは面白い」と思って、そこからK-1のヘビー級の試合を『YouTube』とかでちょこちょこ観てました。

ー『ニコニコ動画』とかで、お互いにノーガードの打ち合いを展開した名勝負マーク・ハントVSレイ・セフォー(2001年10月8日・マリンメッセ福岡大会)がアップされて、人気動画だったんですよね。

ハントVSセフォーも凄かったですね。

ー世代的にはK-1でも、中軽量級をメインにした新生K-1の方に興味を持たれたのかなと思ったんですが、全盛期のK-1を動画でご覧になっていたとは意外でした。この『Theパラエストラ沖縄』ではお兄さんは、キックボクシングを習っていたそうですね。

はい。お兄ちゃんは大学とバイトを並行させながら、火曜日と金曜日にあるキックボクシングクラスに通っていましたね。

ーそこから平良選手もジムに通うようになったのですか?

格闘技のジム、最初は怖かったんです。だから、最初の3ヶ月はお兄ちゃんと一緒にキックボクシングクラスだけ通ってました。ある程度馴染んできた時に、「ここは総合格闘技のジムだから、お前は時間があるなら、寝技クラスにも行けばいいんじゃない?兄弟2人揃って打撃のクラスだけにしか来ないってなんかキモいし」とお兄ちゃんに言われて(笑)。週に2回程の寝技クラスにも通うようになると、「寝技、面白れぇ!」っていう感じになったんです。

ー寝技クラスに行く以前は、寝技には興味はあったんですか?

実は興味があって、中学の時に友達とプロレスごっこをやるのが流行ってて、思いっきりアキレス腱固めを極めたりしてましたね(笑)。

ー実際に寝技クラスに通うようになって、寝技のどの辺が面白かったんですか?

本当に抵抗している人に寝技が極まるんだなということにまず最初驚きました。技を受ける側がわざと「掛かってあげているんだ」と思っていたので。あと色々なバリエーションがあるところにどんどん引き込まれていきました。最初は腕十字が得意でしたね。

師匠は松根良太さん

ー以前、平良選手に関する記事を読ませていただいた中で、「師匠の松根良太さん(『Theパラエストラ沖縄』主宰)がいなければ、格闘技を続けていないと思う」と語っていたのが印象的だったんです。寝技の指導も松根さんがされたんですか?

平良選手 そうですね。

ー松根さんはどのような指導をされるんですか?

松根さんは初心者に対しては分かりやすく腕十字とか様々な寝技を説明してくださるんです。松根さんはよく「自分は最先端の技術にはちょっと疎いけど、総合格闘技やグラップリングで成功率が高い信用できる技を教えているんだ」と言っていましたね

ー例えば松根さんから伝授して貰ったのはどんな技術だったんですか?

上のポジションを取った時に色々な攻め方があると思うんですが、パスガードをするためには脇をさして枕を敷いて。そこから堅いカットパス、クラッチの引き付け、下になっている相手がブリッジしてきたらこうするとか。そこら辺の基礎を細かく教えてくれました。

ー松根さんから教わった寝技の基礎は今の平良選手の試合に活きていますか?

はい。バックチョークとかも簡単には取りにいかずに、しっかり一回タスキを作ってセットするんですよ。そういった基礎は試合に活きていますね。

ー中学時代の野球指導者の方は怖かったとのことですが、松根さんはどうだったんですか?

松根さんは基本的には怒鳴ったりしないんですよ。僕がプロになりたての頃にキッズクラスの指導に寝坊しちゃって遅刻したことがあって、松根さんに怒られたことがあって、その時も怒鳴ったり、手を出すのではなく、呆れて「こんなことをしたら信用を失うぞ」と怒られました。これは120%自分が悪いので、「すいません」と謝罪しました。

ー松根さんに関わることで思い出に残るエピソードはありますか?

僕が2021年7月4日大阪で福田龍彌選手との修斗世界フライ級タイトルマッチが決まって、試合に向けて「不安です」という話を松根さんにしたんです。すると松根さんが自分の現役時代のタイトルマッチの時の話をしてくれて。松根さんもタイトルマッチの試合前はかなりピリピリする方で、車の中で誰も周りは喋れないほどだったらしいんです。それを見た松根さんの師匠・鶴屋浩さんが「どうしたら一緒に闘えるかな」と考えた結果、坊主にしたらしいんですよ。

ーえええ!師匠が坊主になったんですか!

確かに松根さんがタイトルマッチで勝った試合の写真を観ると鶴屋さんは坊主だったんですよ。そんな話をするから、僕も「松根さん、もしかして坊主になってくれるんですか?」と言うと、「するわけねぇよ。UFCのタイトルマッチならするけど。」と返されました。でも、大阪に行く前に那覇空港で会ったら、松根さんはしっかり坊主でしたね(笑)。

ーそういえば、福田選手とのタイトルマッチでセコンドにいた松根さんは坊主でしたね。試合は平良選手が1Rに三角絞めを極めて一本勝ちを果たして、修斗世界フライ級新王者になって、試合後に平良選手が号泣しながら、松根さんに対して感謝の言葉を述べられていましたね。その時、松根さんは後ろを向きながら涙をこらえていたように私には映りました。

僕がマイクで喋っている時に松根さんが後ろを向いたのは、背中のTシャツに描かれているスポンサーさんを見せたかったのかなと思いますよ。以前も僕が試合に勝った時も、後輩に「後ろを向け」と言って、スポンサーを見せていたことがあったので。

ースポンサーさんへの配慮は大切ですからね。

松根さんには「あの時、泣いてましたか?」とは聞けていないですけどね(笑)。ただ、試合が終わって控室に戻る時に鶴屋さんに電話で「沖縄からチャンピオンを出しました」と報告していて、その時は泣いてましたね。

アマチュア修斗を経て、プロ格闘家の道へ

ー高校1年から格闘技を習うようになってから、プロを意識するようになったのはいつ頃からですか?

高校2年の時ですね。高校1年でジムに入った年に、僕より上の世代の方々がアマチュア修斗の大会に出て、プロ昇格を狙ったのですが、全員敗退してダメで。ところが、翌年一気に5名程、プロに昇格したんですよ。それによって元々ジムにプロ選手は仲宗根武蔵さんという方1名だけだったのが、一気に増えたんです。その光景を見て、「来年は自分もアマチュア修斗の大会に出て、結果を出してプロに行きたい」と思いました。

ー平良選手は2017年に第11回九州アマチュア修斗選手権大会、第24回全日本アマチュア修斗選手権大会にフライ級で優勝されて、晴れてプロに昇格されました。それから1年後の2018年8月3日に、大竹陽戦でプロデビュー。これが修斗新人王決定トーナメントフライ級1回戦で、1R三角絞めで一本勝ちをされました。初めてプロの舞台に上がった時はどんな気持ちでしたか?

最初は「どのくらい緊張するのかな?」と思っていたのですが、想像通り凄い緊張しました。あと、プロの試合はアマチュアの時みたいにすね当てとかヘッドギアがないので、「すね当てなしでローキックで蹴るとどれくらい痛いのかな」と思いながら試合をしたのを覚えています。最初、大竹選手にヒザ下のふくらはぎにローキックを蹴られて、足が流れてしまって結構、痛かったですよ。

ーそのローキックはほぼカーフキックですね。

はい。内側のカーフキックですね。「生すねは痛いな」と思っていたら、大竹選手も試合後にすねを痛がっていたみたいですよ。

ーすねで蹴ると、当たり所が悪い場合は自ら墓穴を掘って、怪我しちゃう場合がありますからね。

そうなんですよ。

素顔の平良達郎と、家族について

ーここから普段の平良選手のライフスタイルについてお聞きします。趣味とか熱中していることはありますか?

趣味はなくて、外にも遊びにも行かないですし、『NETFLIX』で動画を観るくらいですね。『NARUTO』と『ONE PIECE』とか決まったものばかり何度も繰り返し観てます。最近はお兄ちゃんから『進撃の巨人』や『DEATH NOTE』を勧められて、観るとドハマりしました(笑)。

ー平良選手の言葉からよくお兄ちゃんの話が出るのですが、お兄ちゃんはどんな存在ですか?

お兄ちゃんに小っちゃい頃はいじめられたので嫌いだったんですけど、今は優しくて、頼りになる存在ですね。たまにミットを持って練習に付き合ってくれたりします。

ー家族構成はどのような感じなのですか?

お父さん、お母さん、お兄ちゃん、自分、妹がいます。

ー元々は野球少年だった平良選手がいつの間にか日本総合格闘技界期待のホープになっているわけじゃないですか。この状況をご家族の皆さんはどのように思われているのですか?

最初は「いつ辞めるの?」「怪我するから危ない」という感じだったんですけど、「大学を卒業するまではいい」ということで続けさせてもらいました。大学4年の時に修斗世界戦に辿り着いて、そこで自分の中で「タイトルが取れたら大学を辞めよう」と考え、実際に2021年に大学を辞めました。家族も今は格闘技一本で生活していくことを応援してくれています。

ー今は格闘技だけで生活されているのですね。バイトとかもしていないんですか?

今はしていないですね。大学時代はファミレスで働きながら、格闘技をやってました。

ープロ格闘家の方で、格闘技一本で生活されている方は少なくて、会社務めやバイトをしながら兼業している方が多いという印象があります。

そうかもしれないですね。僕は実家暮らしなので、格闘技一本でやれているのかなと思います。だから今の生活ができていることに関しては家族に感謝しています。

総合格闘家・平良達郎の日常

ー平良選手の現在の練習スケジュールを教えていただいてもよろしいですか?

基本は月曜日と金曜日の午前11時から『Theパラエストラ沖縄』のプロ選手と『CROSS×LINE』というジムの選手、あと宮城友一選手やBJ選手とかが集まるプロの練習があります。それに加えて週1回は柔術クラスにも出て、火曜日はキックボクシングクラス、水曜日の夜は総合格闘技の練習という感じでやってますね。あと低酸素トレーニングや心肺機能を高めるトレーニングも取り入れています。スパーリングはプロ練習の時に密度の高いものをやるんですけど、最初は打撃をやって、総合だと5分3Rを2回、その後はシチュエーションの練習をやって終わりですね。

ー今、取り組んでいるトレーニングに一番、注力しているものは何ですか?

最近はノリでやらないようにしていて、相手の攻撃を一つ一つ潰す寝技というのを意識して取り組んでいます。

ーこれまで平良選手はタイトルマッチとか様々な大舞台に立たれる中で、プレッシャーがかかった時の気持ちの作り方はどういったところを心掛けていますか?

毎回毎回、「この試合は大事」で落とせない試合が続きますし、次の試合がUFCのデビュー戦で、ファンの方々からの「平良、来た!」と応援の言葉をSNSで拝見させてもらって、「これは負けれねぇな」と思うところはあります。僕は割と考え過ぎちゃうタイプなので、もし考え過ぎた場合は「どうせやるなら勝とう」という思考に持っていきますね。結局、どんなメンタルであれ、試合の日が来たらファイターはやるしかないわけですよ。

ー「どうせやるなら勝とう」という思考に持っていくためにどのようなことをされているんですか?

沖縄に住んでいるので「海を観に行く」とか言おうかなと思ったんですけど、何もしないですね。自然に「どうせやるなら勝とう」という思考にスイッチしていくんです。

ー最終的には「勝つ」という意識を強くして吹っ切れるんですね。

はい。僕はこの総合格闘技という競技を好きでやっているので、試合を楽しむようにしています。

ー試合に向けては減量という闘いもあると思います。平良選手の通常体重はどれくらいなのですか?

重くても67kgですね。

ーそこから56.7kgのフライ級に体重を落としているわけですよね。どのように減量に取り組まれているのですか?

大体10kgの減量をやるわけですけど、5kgはダイエット、残りの5kgは水抜きをします。

ー毎回10kgの減量をされているんですね。素人目には身体がきつそうだなと感じてしまうのですが、それで前日減量の場合は計測後に体重をリカバリーするじゃないですか。平良選手はどれくらい戻るのですか?

戻る選手は1日で8~10kgは戻るそうですが、僕はそんなに戻らなくて。増えても6kgくらいです。正直、あまり胃が強くなくて、ガツガツ食べれなくて、体重が増えないんですよ。松根さんからは「もっと増やした方が良い」と言われるんですけど。格闘家の人って凄く食べる人が多いので、扇久保さんとか見ていると「自分ももっと食べないといけないのかも」と思いますね。

ー平良選手の試合映像をいくつか拝見させていただいたのですが、なぜか平良選手の方が相手選手よりも大きく見えてしまうんですよ。

体重は相手とそんなに変わらなくて、むしろ相手の方が体重が重いケースが多いんです。リカバリーもそこまでしていないのに自分の方が大きいように見えてることは分かっていて、何故かなと考えたんですよ。恐らく足が細いのと肩回りが大きかったり、広いのが原因かなと思います。

ー確かに平良選手の肩回りは広くて、広背筋がかなり発達している印象がありますね。今の話を聞くと、そこまで身体に負担が少ない形で減量やリカバリーができている感じですか?

リカバリーも6kgくらいがちょうどいいですね。身体も重くなくて楽に動けます。

ー平良選手を見て気になったのは、自分の身体に負担が大きい減量やリカバリーなのかということだったんです。フライ級は適正体重だと思いますか?

そうですね。バンタム級(61.2kg)にも上げたいなと思ったこともありますけど、UFCで闘うなら、フライ級のベルトを獲るのが目標ですし、契約するときに検査もしてもらって、「フライ級が適正体重だよ」と言ってもらったので。

ー適正体重が分かる検査があるんですね。それは初耳でした。

アメリカ格闘技マネージメント会社と契約、そしてUFC参戦へ

ー平良選手は今年(2022年)に入ってから、アメリカに出稽古に行かれていて、『エクストリーム・クートゥアー』『UFC PI(パフォーマンス・インスティトゥート)』でトレーニングをされていました。アメリカ遠征での出稽古について振り返っていただけますか?

凄く刺激をもらいました。アメリカの選手はレスリングが強いイメージがありましたが、イメージ通りでしたね。だからスパーリングでは疲れました。

ー日本とアメリカのMMA(総合格闘技)の違いはレスリング力ですか?

そうですね。特に沖縄にはあまりレスラーがいないんですよ。千葉に出稽古に行くときは、レスリングが強い選手がいて、スパーリングをさせていただいて免疫はあったんですが、それでもアメリカの選手のレスリングの強さは違いましたね。アメリカはストライカーも多いし、レスリングと寝技が強い人もいて、ボクシング&レスリングの選手もいて、スタイルも多種多様だったのが印象的でした。

エクストリーム・クートゥアーでの記念撮影
エクストリーム・クートゥアーでの練習風景

ー今年(2022年)1月14日にアメリカのMMAスポーツマネージメント会社『IRIDIUM SPORTS AGENCY(イリディアム・スポーツ・エージェンシー)』と契約を締結されました。契約のきっかけについてお聞かせください。

きっかけは、僕を支援してくれる人が試合映像をあらゆるマネージメント会社さんに送っていただいたことです。その送り先の一つだった『IRIDIUM SPORTS AGENCY』さんが僕の試合をたまたま観ていたらしく、リアルタイムでメッセージがきて、ズームで話をして契約することになりました。

ーアメリカのマネージメント会社と契約した約一か月後の2月4日にUFC参戦が決まりました。これはどういった経緯で決まったのですか?

アメリカ遠征中に決まったのですが、経緯はよく分からないんですよ。アメリカに滞在している時に、『IRIDIUM SPORTS AGENCY』のオーナーさんが練習を見に来てくれたんです。練習後にオーナーさんがどこかに慌ただしく電話を掛けて、その後突然「UFCに出る気はあるか?」と聞かれて、「Yes」と答えると、「契約だ!congratulation!」と言われて、最初意味が理解できないままハイタッチしてました。そのままUFCと契約することになったので、感謝の気持ちですね。

ーUFC代表のダナ・ホワイトさんには会われたのですか?

まだ会ったことはないです。

那須川天心との邂逅

ー平良選手のUFCデビュー戦は、日本中の総合格闘技ファンが注目している試合だと思います。ここで話が変わりますが、3月に沖縄で試合に向けて合宿していた那須川天心選手とスパーリングをされて、キックのスパーかなと思いきや総合格闘技のスパーになったようですね。練習とは言え、実際に手を合わせてみて、那須川天心選手はどのようなファイターでしたか?

やっぱり強いですね。練習の中で感じたのは、攻撃の種類がめちゃくちゃ多くて武器の数が段違いなんですよ。こんなに引き出しがあるのかと。打撃は敵わないなと思いました。僕にとって総合格闘技における打撃は相手を混乱させるアイテムなので、那須川選手のスタイルは見習いたいなと思いますね。

ー平良選手と那須川選手は階級も近いですし、闘っている分野は違いますが、互いにいい刺激となった邂逅だったようですね。

そうですね。いい刺激をもらいましたね。

青木真也が絶賛する「超新星」平良達郎の実力

ー日本総合格闘技の実力者で、PRIDE、DREAM、ONE等で活躍されている青木真也選手が以前、平良選手の試合を解説した青木真也選手は「試合でのチャンスを掴む嗅覚が優れている」と絶賛されていて、また「平良選手はただただ強かったです。強い人の試合だと思いました。リスクを一切負わずにしっかりとテイクダウンをして抑えて、大きく構えている。横綱相撲というか。あの試合の創り方ができる人は、やっぱり凄いです」と語ってるんですよ。

ありがとうございます。嬉しいです。

ーこちらに関連したことをお聞きします。試合の創り方、チャンスの嗅覚について、言える範囲でいいので教えてください。

試合の創り方に関しては、毎試合考えていて、試合前は緊張もありますけど、「まず試合で何をするのか」を繰り返しイメージトレーニングして、闘いに挑んでます。

ー今までの試合展開は結果的にご自身のイメージ通りにいってますか?

大体はイメージ通りにいけてますね。

ー青木選手が絶賛している「チャンスを掴む臭覚」についてはどうですか?

練習の時から極めるチャンスがあれば逃さないように心掛けていて、それが試合におけるフィニッシュの動きにも繋がっているのかなと思いますね。

ー「これはチャンス」となれば自然に体内にセンサーが発動して、動けたりするのですか?

センサーという程でもないですけど、チャンスとなると体が勝手に動くことはありますね。試合をやっていてよく「練習と一緒だ」「これはもう極まる」と思うことはあります。

ー「練習通りにやる」というのは試合を楽しむマインドにもっていくポイントなのですか?

そうですね。

ー「これはもう極まる」というのは、試合のどの辺で感じるんですか?

極まると確信するのは、フィニッシュの直前ですね。最初の頃は結構熱くなることがあって、セコンドの声とかも聞こえなかったんですけど、タイトルマッチ以降の試合は、セコンドの声が凄く聞こえるようになって、心に余裕があって、福田選手との試合のフィニッシュも「練習通り」「これはもう極まる」と確信して極まりましたから。

ー平常心で試合に挑めているのですね。青木真也選手についてどのような印象がありますか?

青木さんはめちゃくちゃ好きで、試合映像もよく観てます。青木さんは勝つ時も負ける時も豪快ですよね。あとフィニッシュの数が多いので、本当に観ていて面白いので、試合運びの参考にしていますね。

「トラッシュトークもやってみたい」 実はMCバトルが好き!?

ー青木選手は試合だけではなく、試合の前後でトラッシュトークを展開することで、ストーリーを紡ぐところがあると思いますが、試合を盛り上げるために意識されていることはありますか?トラッシュトークをしているのがあまり想像がつきませんが…。

トラッシュトークはやる機会があったらやってみたいですよ(笑)。MCバトルとか観るの好きなので。

ー沖縄は結構有名なラッパーさんも多いですし、MCバトルでもCHICO CARLITOさんやRude-αさん、RITTOさん、D.D.Sさんといった沖縄出身の実力者が現れて名勝負を残してきましたが、好きなMCバトラーはいますか?

Fuma no KTRさんですね。

ー元々、藤KooSで活動されていたラッパーさんですね。

平良選手 喋り方とかラップがめちゃくちゃ好きなんですよ。

ー音楽性とグルーヴ感があって、熱いですよね。彼も平良選手と同じく2000年生まれの00世代じゃないですか。

そうですよね。

「僕は修斗しか知らない…だからこそ修斗に誇りを持っている」

ー超新星の意外な一面が判明しましたね(笑)。平良選手といえば、アマチュア修斗で実績を残して、修斗でプロデビューし、新人王となり、修斗世界フライ級王者に輝きました。平良選手を語る上で、修斗の存在は欠かせないと思います。

その通りです。

ー平良選手にとって修斗はどのような存在ですか?

僕が修斗の道場に入って、総合格闘技も修斗クラスとして習いました。だから良くも悪くも修斗しか知らなかったんですよ。プロになるためにアマチュア修斗のトーナメントで結果を出して、プロに昇格してからは新人王トーナメントに出て優勝して、ランキング入りして、世界王者になるという道のりがあって…。総合格闘家としての僕の土台はアマチュアの頃から育ててきてもらった修斗があるからこそ出来上がったと思います。

ー総合格闘家・平良選手にとっての根幹として、修斗の存在があるのですね。

はい。僕の幹として、修斗がありますね。

ー今後、どのような舞台に上がっても修斗の選手として上がるということですか?

そうですね。常に「レぺゼン修斗」ですよ。僕は修斗に誇りを持っていますから。

ー素晴らしいです!まさに令和のシューターですね。師匠の松根さんが現役時代に「修斗ジャンキー」という異名がありましたが、松根さんの遺伝子をきちんと継がれていますね。

やっぱり修斗しか知らないので、修斗がカッコイイんですよ。グローブとか雰囲気とか。

ー平良選手の修斗への思いは、歴代のシューターの皆さんは特に喜ぶと思いますよ。今の若者にも、修斗の魂はきちんと伝承されているわけですから。

ありがとうございます。

国内唯一のメジャー団体・RIZINについて

ー今の時代に総合格闘家が成り上がっていくには主に2つのパターンがあると思うんです。1つは、UFCやベラドール、ONEといった海外を舞台に世界最強のMMAファイターを目指す。もう1つは、日本国内に残るパターンです。国内でメジャー団体は現段階ではRIZINだけです。RIZINについてどのように思われていますか?

RIZINには感謝しているんです。僕が高校生や大学生の時に周りから「何をやっているの?」と聞かれて、「総合格闘技だよ」と言っても分かってもらえなくて。ボクシングやK-1は理解されているのですが、総合格闘技は分かってもらえない。あと修斗と言ってもさらに分からないわけですよ。

ー確かにそうですね。

今は「RIZIN分かる?あのような競技をやっているんだよ」と説明すると周りは分かってくれるんですよ。RIZINがきっかけで、総合格闘技を好きになってもらって、そこから修斗に興味を持ってもらえたらいいなと思うんです。一時期、RIZINの舞台に上がりたいなと思ったこともありました。でも、RIZINに参戦するとUFC参戦は難しくなるのかなとか色々と考えまして…。

ーRIZINに参戦したいという希望もあったんですね。

結果的にはUFCと契約できたのですが、RIZINに上がって、日本の格闘技界を盛り上げたいという気持ちもあったんです。今は自分の夢に向かって…という感じですね。

ーRIZINから実際にオファーはあったんですか?

恐らくあったと思いますけど、対戦相手の名前までいただいたとかはないですね。RIZINで沖縄大会(2021年11月20日・沖縄アリーナ)があって、そこでオファーをいただいたと思うんですが、『VTJ2021』(2021年11月6日・東京USEN STUDIO COAST)の出場が決まっていたので。RIZIN沖縄大会は会場で観戦させていただきました。

ー現状、RIZINはフライ級に関してはそこまで盛んじゃないですよね。以前は堀口恭司選手がUFCを経てRIZINに参戦した当初はフライ級で闘っていましたが、敵がいないということでバンタム級に階級を上げられましたよね。

そうですね。バンタム級に転向された元谷友貴さんも扇久保博正さんもフライ級で闘っていましたけど、あの頃に僕が参戦したら面白かったのかなと思いますね。ただRIZINに関してはトーナメントをやる必要があるのかという疑問はありますね。

ーお聞きしたかったのですが、RIZINでは1日2試合のワンデートーナメントを開催することが多いじゃないですか。あれは近年、選手に対する肉体に負担とかも含めて賛否両論を読んでいるのですが、格闘家としてRIZINのワンデートーナメントはどのように感じていますか?

あれは絶対に大変だと思いますよ。観ている側としてはワンデートーナメントはドラマがあって面白いのかもしれませんが、やる側としては反対ですね。1年で4試合をやるのなら、準決勝と決勝で分けれるような気がします。

ー例えばプロボクシングの東日本や西日本の新人王トーナメントのように1試合の感覚を短くして連戦していく場合があるじゃないですか。例えば2ヶ月に1試合でトーナメントを開催していくというケースです。選手としてはそちらの方がよろしいですか?

そうですね。その方がまだ納得できますね。

世界最高峰の総合格闘技団体UFCについて

ー修斗で生まれ育った平良選手がこれから主戦場にしていくのは世界最高峰の総合格闘技団体UFC。UFCの存在はいつ頃から意識されていたのですか?

2020年11月23日に、当時修斗世界フライ級1位の清水清隆さんと試合をする前に、松根さんと話す機会があったんです。清水さんは元フライ級キング・オブ・パンクラシストで、過去最強の対戦相手だったので、松根さんから「お前も強豪と闘う選手になったんだな。感慨深いな。でも、今こんな話をするのもなんだけど、お前はどこに行きたいの?」と言われて、僕は「ONE」に行きたいですと言いました。実は、以前からずっと松根さんにはONEに行きたいと言ってたのです。

ーONEに行きたかったのですね!

はい。ONEはギャラもいいと聞いていて、内藤のび太さんとか大好きでカッコイイと思ってました。当時UFCがフライ級がなくなるという話もあって、余計にONEに行きたかったんですけど、松根さんから「俺だったらUFCに行くけどね」と言われて、あまりUFCを意識していなかったんですけど、松根さんが言うなら挑みたくなって…そこから「僕、UFCに行きたいです」と言うようになったんです。松根さんからは「だったら清水戦から三連勝だ」と発破をかけられて、さらにやる気になりましたね。

ー実際にUFCを映像でご覧になってどのような印象を持ちましたか?

僕はそこまでUFCを観て育ったわけではないので、コナー・マクレガー世代なんですよ。映像を観ると本当にバケモノだらけだなと。なんかカッコイイ。総合格闘家としてあのオクタゴンの舞台には憧れましたね。

ー現在のUFCのフライ級ランキングというものを拝見しますと、このメンバーに比べると平良選手が一番若いんですよ。

そうなんですね。

ー実際に錚々たる経歴とフィジカルと実力を誇る選手ばかりがフライ級戦線に参加しています。平良選手はこれから、バケモノだらけの戦場に足を踏み入れるわけですよね。

絶対にチャンピオンになりますけど、客観的に考えるとUFCでの闘いは厳しくなると思ってます。ただ用意された相手には一戦一戦勝つことができるというマインドで闘い続けた上で頂点に立つしかないのかなと。「いつか負けるのかな」と思いつつも、試合前は「絶対に勝つ」という断固たる決意で挑んで勝って、ホッと安心しているんですね。

僕がジムに入った頃は仲宗根武蔵さんが唯一のプロ選手だったので、そこまで僕は活躍しなくてもいいかなと思っていました。仲宗根さんは強くて、よくスパーリングでボコボコにされましたけど、そんな選手が負けていく姿を見てきたので、「いつか負けるのだろうな」という心境になることもあります。でも、僕は負けないですよ。

ー平良選手はUFC参戦の際に「契約することが目標ではなく、UFCでベルトを巻くために今を生きている」というコメントを残されました。もし、平良選手がUFC世界王者になれば、日本人初の快挙です。過去に桜庭和志選手がUFC日本大会トーナメントを優勝されたり、高坂剛選手、宇野薫選手、近藤有己選手、岡見勇信選手、堀口恭司選手といった強豪格闘家がタイトル戦に挑んで敗れていきました。平良選手には是非、この偉業を成し遂げていただきたいと思います。

ありがとうございます。

格闘メジャーリーグUFCでのデビュー戦について

ーいよいよそのUFCのデビュー戦が迫ってきています。対戦相手のカーロス・キャンデラリオ戦について語っていただけませんでしょうか。

対戦相手のキャンデラリオ選手の印象は、ボクシングとレスリングをベースに持つファイターで、自らタックルを仕掛けることもありますけど、どちらかというとストライカーなのかなと思います。あとパンチが強いオールラウンダーという感じがしますね。

ーキャンデラリオ選手のプロフィールを見ると、思い切りのいい左の打撃と強いハートが持ち味のサウスポーのファイターということですが、気持ちの強さというのは映像を観て感じますか?

確かに強いハートは持ってそうですね。相手の攻撃を待たずに、自分から先手を打つタイプだなと。

ー平良選手は試合では自分から先手を打つタイプなのですか?

自分としてはそこまでイケイケではないと思うんですが、松根さんからは「お前は行くなと言っても、行っちゃうもんな」と言われますね。

ー松根さんは平良選手はイケイケで自分から攻めるタイプだと捉えているのかもしれませんね。

はい。でも僕はまずは対戦相手との距離を大事にして試合に挑んでいますね。

ーキャンデラリオ選手のように自分から先手を打つタイプはやりにくいですか?

これは試合をやってみないと分かりませんね。ただ、相手に合わせる練習をしているので、もしかしたら1Rで終わるかもしれませんし、判定になるかもしれません。

ライバル、理想の格闘家像、将来の夢と目標…。

ー平良選手の試合を拝見すると、ここまで圧倒的な勝ち方をされている印象が強いのですが、ライバルっていますか?

最初はアマチュア修斗時代を含めると3回闘った親川龍さんがライバルだったように思います。3回やって3回勝ったんですけど、リベンジを受ける側って嫌じゃないですか。「またやるのか、親川さんに負けたくない」と練習してましたから。あと神龍誠選手と闘ったら面白いのかなと考えたこともありました。

ー現DEEPフライ級王者ですね。

そうです。あと、これはライバルということではないのですが、扇久保さんが『TUF24』に出てた時に松根さんと見ていて、その時にトーナメントに出ていたティム・エリオット選手やアレッシャンドリ・パント―ジャ選手は今もUFCフライ級のランカーなので、そういうトップクラスの選手と闘うところまではこぎ着けたいですね。

ーこれからUFCで闘うことによって、ライバルが生まれるかもしれませんね。「こんなファイターになりたい」という理想の格闘家像はありますか?

マックス・ホロウェイのような選手になりたいですね。リラックスしているように見えても男らしくてカッコイイ。そんな一本筋が通った試合をする選手になりたいです。

ー激闘系な感じですね。

理想というより、好きなファイター像ですね。

ーこれまでの平良選手の試合は相手を完封するイメージでしたが、これからは新たな一面が出てくるのかもしれないですね。最後にお聞きしますが、将来の夢と目標について教えてください。

目標は、UFC世界フライ級王者になることです。あと、将来の夢ですが…『SASUKE』完全制覇です!

ーおお!TBS系で長年放送されている『究極のサバイバルアタックSASUKE』に出たいんですか?あの「鋼鉄の魔城」に挑みたいんですね。

はい。『SASUKE』用のトレーニングはまだしていませんが、ある程度はいけそうだなというイメージはしているんですよ。

ー1stステージにある関門・反り立つ壁はクリアできそうですか?

いけそうだなと思います(笑)。

ー『SASUKE2021』では武尊選手、白鳥大珠選手が参加して、いずれも1stステージで敗退しています。もしかしたらUFCで実績を積めば、呼ばれる可能性があるかもしれないですよ。それにしても平良選手の口から『SASUKE』というワードが出てきて驚きました。長時間、インタビューさせていただきましたが、「大金を得たい」とか金銭欲の話があまり出ませんよね。

確かにお金持ちにはなりたいですけど…。服とかでもあんまり高級なものが似合わないような気がして、自分の好きなものでライフスタイルも固めたいですね。

ー自分が好きなものなら、高級だろうが、安値でも関係ないということですね。これでインタビューは以上となります。平良選手、これからのご活躍に期待しています。ありがとうございます。

楽しかったです。ありがとうございました。

【編集後記】

「先日UFCに契約した平良達郎選手を取材してほしい」
ニューアキンドセンターのつかD氏からのオファーを受諾し、そこから平良選手の試合映像を観ると、そこには格段の強さで対戦相手を完封して勝利する彼の勇姿がありました。

「圧倒的に強い」日本総合格闘技界の逸材はどのような人物なのか…実際に取材すると、素顔の平良選手は素朴で穏やかで、笑顔がチャーミングなどこにでもいるような22歳の若者でした。

一方で、大舞台への臨み方や、UFCフライ級のベルトという大きな目標にリアリティを持って取り組む姿勢など、非凡さも感じることができました。心の持ちようなどは、日々社会で戦っている様々な職種の人にとっても参考になるものではないでしょうか。

なにより、インタビューを進めていくに連れて、「なんかこの選手は応援したい」「頑張ってほしい」という親近感を持つようになりました。数々のエピソードを聞いても、本当に周囲から愛されている方なのだと私は感じました。

2022年4月30日(日本時間5月1日)にいよいよUFC初参戦を果たす平良選手。今までの試合は、序章でもしかしたら、この試合から超新星の伝説が始まるのかもしれません。これから我々が目撃するのは、日本人初の偉業か、それとも…。今後も平良選手の活躍から目が離せません!

平良達郎選手出場予定
イベント名:UFCファイトナイト・ラスベガス54
開催日(日本時間):2022.05.15 Sun 8:30
開催地:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
視聴方法:UFC FIGHT PASS  
※「スタンダードプラン」で視聴可能。
  料金は1,214円/月(2022年4月19日現在)

★追記★
対戦相手のキャンデラリオ選手の体調不良により、試合日程が延期されました!
UFC Japan公式youtubeチャンネルにて無料ライブ配信!
日本時間5月15日(日)8時30分(予定)
https://www.youtube.com/watch?v=kRO2VU3Fzs8

ジャスト 日本

福岡県出身、和歌山県在住。プロレス考察家、プロレスブロガー。現在アメブロで「ジャスト日本のプロレス考察日誌(https://ameblo.jp/jumpwith44/)を更新中。

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ニュー アキンド センター

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