「UXデザイン」を鑑定してみるよぉ。8つの鑑定結果が出た!よい「UX」ってなんだろう?

ECノウハウ

おや?久しぶりだねぇ。
 
僕はユーザー体験の鑑定とかペルソナの鑑定とか、いろんな鑑定をしているニューアキンドセンター上級鑑定士の宮口様だよぉ。
今日は最近、鑑定依頼が多い「UXデザイン」について鑑定してみるよぉ。
 
「商品に触ることができない」「案内してくれる店員さんがいない」「買い物に行く時間がない」いろんな「不便さ」を想像することから「UXデザイン」が始まるんだよねぇ。
 
▼UXとは▼
「User Experience(ユーザー・エクスペリエンス)」の略で、日本語で「ユーザー体験」などと訳されます。

鑑定「UXデザイン」その1:ファーストビュー – 入り口

Webサイトにアクセスして最初に見える画面範囲をファーストビューと呼ぶんだよぉ。数ヶ月かけてようやく完成したWebサイト、長かったなぁ…。家のノートパソコンで完成したサイトを眺めながらビールを一杯…
 
「な、なんじゃこりゃー!!大切な要素がファーストビューから見切れてんじゃん!」もう呑むしかない…。
 
UXデザイナーは大きなモニターを使ってWebサイトを制作しますが、ユーザーの多くはノートパソコンの小さな画面で閲覧しているんだよねぇ。顔が見えないお店でお金を払っていただくには、入り口で不信感を取り除く工夫が必要なんだよぉ。入り口のガラスが汚れていたり、割れてたりしてるお店では、いい商品は置いてなさそうだよねぇ?ノートパソコンでファーストビュー(最初の見え方)を確認することはとっても大事なんだよねぇ。

鑑定「UXデザイン」その2:商品の見つけやすさ

頑張って品数を揃えても、カテゴリーを整理しておかないと、お目当ての商品に辿り着けないよねぇ。検索キーワードを自動的に機械学習して、的確に探している商品を提案してくれる「サイト内検索システム」を導入すると快適さがグンッとUPするよねぇ。探している商品を提案してくれるベテラン販売員の代わりになってくれることでしょう。

鑑定「UXデザイン」その3:商品写真

みんな買い物で失敗したくないよねぇ。触れないからこそ、写真が重要になってくるんだよぉ。旬の商品をスピーディーに撮影できる環境があれば商機を捉える事ができるんだよぉ。白くて大きな紙、照明、カメラの3点があれば撮影スタジオの出来上がり。
 
ライバル店に差を付けるなら、ストロボや雰囲気を演出する小道具を使うと効果的だよぉ。良い写真は、ブランド向上に繋がるよぉ。

鑑定「UXデザイン」その4:表示速度 – 2クリックでライバル店

立ち食い蕎麦屋で、「これからそば粉を挽きます」なんて言われたら、少し遠くても別のお店に行きたくなるよねぇ。
 
Webサイトも表示速度が遅ければ、お客様は容赦なく他のお店に行っちゃうよねぇ。画像のサイズが大き過ぎたり、枚数が多過ぎると、表示速度は遅くなるよぉ。インターネットでは2クリックでライバル店に行けちゃうしね。

鑑定「UXデザイン」その5:SEO – 目立ってなんぼ

売り上げを伸ばすためには、検索結果で上位になることが重要だよぉ。Googleの検索結果では、1位と10位ではアクセス数が全然違うし、2ページ目の11位以下は、ほとんどアクセスされないと思った方が良いでしょう。
 
詳しくはこちら
ネットショップに必要なSEO対策とは | EC基礎知識

鑑定「UXデザイン」その6:EFO – 快適な入力フォーム

お店のレジで毎回、名前や住所、電話番号を聞かれて長蛇の列ができていたら「やっぱり別のお店にしよう」と、お客様は去ってしまうよね。買い物する度に、名前や住所を他人に明かしたい人なんていませんからね。でも、そうもいきませんので、せめてEFO(Entry Form Optimization / エントリーフォーム最適化)でフォーム入力を快適にしてあげましょう。

鑑定「UXデザイン」その7:マルチスクリーン最適化

外出先でスマホで商品をチェックして、家に帰ってからPCで買うというケースも増えているよね。PCとスマートフォン、どちらでも快適に買い物が出来るようにしておくことが大切だよぉ。モバイルサイトの売り上げはPCサイトの売り上げの1.5倍〜2倍になったり。時間がない方は、先ずはスマホサイトから充実させると良さそうです。

鑑定「UXデザイン」その8:UXって何でしょう?

yoiux
UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン・・・横文字って中々グッとこないよねぇ。ネットで調べても、まちまちな表現が多く、日本語に訳すのは難しい言葉のよう。だから自分なりに解釈してみたんだけど。
 
よいUXとは「あって良かった!」じゃないかと思うんです。
 
商売なので「買って良かった!」と思っていただきたいところだけど、買っていただけなくても、来店する前より来店した後の方が少しでも生活が豊かになっていること、それが「よいUX」じゃないかなぁ。「このお店に出会って良かった!」って思っていただけるお店を目指したいですね。
 
今日の鑑定はここまで。
 
 

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