Webライティングのコツ!身の回りのネタの見つけかた

ECノウハウ

いまやオウンドメディアを持っている企業も増えてきました。
 
しかし、そうした企業でも、Webライティングの専門家を雇っている場合は少なく、専門外の人がとりあえず担当にされてしまい、暗中模索でライティングをしているといったところが実情ではないでしょうか。そこで、今回は突然Webライティングの執筆担当になった方が困ることの多い「ネタ探し」についてご紹介します。

Webライティングのコツ:読者目線

何を書けばいいのかわからない」「書くべきネタがなくなってしまった
 
Webライティングに携わる人であれば、ほとんどの方が直面したことのある悩みだと思います。しかし、こうした方の多くは、実は「書くべきネタがない」のではなく、身の回りにあるネタに「気づいていない」というパターンがほとんどなのです。
 
この理由は、多くの方が「発信する側」の視点でライティングを考えてしまっていることにあります。大事なことは、読者の視点に立つことです。
 
読者の目線に立つことは、多くの視点を創り出すことにもつながります。なぜなら、読者はどれか一つということではなく、十人十色のニーズを抱えており、全く同じ趣味や傾向、好き嫌いを持っているわけではないからです。
 
そこで、まずは「発信側」と「読者側」の視点の違いについて考えてみましょう。

Webライティングのコツ:「効果」と「わかりやすさ」

新発売のドリンクを例にとってみましょう。このようなステータスを持った商品です。
 
・天然由来の成分を他の商品よりも多く含んでいる
・漢方由来の○○配合
・全国の百貨店のみでの限定発売
・国際デザイン賞受賞のデザイナー発案のパッケージ
 
これらの特徴はあくまで、作る側の視点でしかありません。
 
これをそのまま、読者やターゲットに提示するだけでは、いまいち魅力に欠けてしまいます。そこで、これを読者目線に書き換えるとこうなります。
 
・他の商品よりも圧倒的に健康
・体がよろこぶ成分配合
・いつもよりリッチな時間を過ごしたい人向け
・自慢したくなるデザイン
 
このように、少し発想を変えるだけで与えるイメージが変わってきます。
作る側、発信する側としてはどうしてもその「努力」や「成分」を宣伝したくなりがちですが、あくまでも読者が求めているのは「効果」や「わかりやすさ」です。
 
このような点に目を向けるだけで、グッと魅力的な記事を書けるようになります。

Webライティングのコツ:読者の悩みを解決

ここからはニーズの高いとされているトピックをご紹介していきます。
 

①お悩み解決系

読者のわからないことや不安を解消する記事は、鉄板中の鉄板です。一般的にはインターネットで悩みを解決したいと思っている人の悩みの傾向は2つあります。
 
一つは、機械の操作や行政の手続きなど、煩雑なもののプロセスを知りたがっているものです。こうしたものに対しては、懇切丁寧に解決するまでの流れを書くことが重要です。その際、思い込みで読者のレベル感を作るのではなく、本当に低いところまでターゲットを想定して書くことがコツになります。
 
そのほかには、身体的なものや精神的なもの、環境的なものなど、どちらかというと一般的ではない特殊な悩みを持っているパターンもあります。こうしたものに対しては、体験談や、その悩みに対して代表的な回答を与えてあげるのがよいでしょう。
 

②お金やノウハウ……お得な情報

お金や時間といったものはいくらあっても足りることはありません。
そうした人間の根源的な欲求を満たす情報も、歓迎されます。
 
代表的なものとしては、金額などの比較です。例えば他社のものと自社のものを比べて自社のものの優位性を宣伝することは、説得力も増しますし、根源的な「お金」の欲求にも訴求できるオーソドックスなテーマです。
 
しかし注意すべきなのは、やはりデリケートさです。お金に関する話題は、興味関心が高い分、あまり煽りすぎてしまうと詐欺にもつながってしまいます。
 
また、会社以外でも個人的なブログなどでお金に関するコンテンツを多く発信する方も多いですが、こうしたものは情報の陳腐化も早く、どうしても消耗戦になりがちですので、長期的な優良コンテンツを作りたい場合には、あまりオススメできません。
 
他には、お役立ち情報もニーズが高いものです。エクセルやワードといったオフィスソフト、アプリの活用法などは時間の短縮や利便性の高い情報でもあり、商品と結びつけやすいのなら、発信して損はありません。
 
お金とは違い、具体的なノウハウですので発信もしやすいですし、読者の納得も生まれやすい分野です。また、自身のつまずいた点などを共有することでより具体性を持った情報にもなりやすく、書きやすい分野でもあります。
 
こうしたお得な情報は、優良なコンテンツを発信すれば読者の好感度も上がりやすく、リピーターを掴みやすい分野です。ネタに困ったらとりあえず書いてみる、くらいの心境でいるといいでしょう。

さいごに

さて、今回はWebライティングをする上でのネタ探しについてご紹介してみました。
 
まずは、凝り固まった視点を見つめなおし、読者目線に立つことで、ある程度ネタを見つけやすくなるということを紹介しました。そのあとは普遍的な悩みや欲求に訴求する鉄板ネタも、尽きることがないネタの宝庫です。こうしたことに気を付けながら、優良コンテンツを発信していきましょう。

 
 

 
 

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